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illustration 日本の自然を味わう illustration

秋祭りと自然の深〜いつながり

秋は、米や野菜、果物などの収穫の季節。雨や風、高温や低温などの自然現象は、今でも、作物のできに大きな影響を与えます。それだけに、無事に収穫を迎えた時のうれしさはひとしお。その喜びを、自然への感謝の気持ちとして表わしたのが秋祭りなんですね。自然と結びついた日本の秋祭り、ちょっとのぞいてみましょう。

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illustration 台風から、稲を守るぞ、風祭り

立春から数えて「二百十日」目にあたる9月初旬、日本列島はしばしば台風におそわれます。この時期は、稲に花が咲いたり、実がつき始めたりする大切な時。そこで、稲が風に倒されないようにと祈るお祭りが昔から行われてきました。有名なものでは、おかぐらなどが奉納(ほうのう)される奈良県竜田(たつた)神社の「風鎮祭(ふうちんさい)」、熊本県阿蘇神社の「風祭り」などがあります。また、富山県八尾(やつお)町で行われる「風の盆」は、夜中まで踊られる「おわら節」で有名です。

 

illustration踊れば、雨がふってくる!?

夏に日照りが続き、農作物に必要な水が不足した時、雨をふらせてくれるように神さまにお祈りすること、それが「雨(あま)ごい」。この雨ごいのために、舞(まい)を踊ったり、すもうをとったりするお祭りが、各地で行われてきました。たとえば、東京都日の出町で行われる秋祭り(9月の最終日曜日)では、「鳳凰(ほうおう)の舞」という、子どもによる雨ごい踊りが有名。ほかにも、滋賀県、岐阜県などで、「雨ごい太鼓踊り」という踊りが伝えられています。


illustration 今年(2004)の梅雨は、どうして雨が多かったの?

6月から7月にかけては、北海道を除く日本全国が梅雨の季節。これは、北の冷たいオホーツク海高気圧と、南の暖かい太平洋高気圧が日本の上空でぶつかり、その温度差のために、ぶつかった部分に梅雨前線ができ、雨を多くふらせるから。例年なら、その後、太平洋高気圧が強くなって梅雨前線を北へ押し上げて、暑く、雨の少ない夏になるのですが、今年は太平洋高気圧が弱く、梅雨が長びきました。東北北部では「梅雨明け宣言」さえ行われない珍しい年になりました。

 

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