|
|
|
|
江戸時代には、東日本のいたる所で見られたタンチョウ。しかし、人間によってとられすぎたため、一時は絶滅したものと考えられていました。ところが、約70年前に釧路湿原で十数羽のタンチョウが再発見され、多くの努力によって今では600羽を数えるまでに回復しました。ヨシやスゲを使って巣作りをするタンチョウにとって、湿原はかけがえのない住みか。10月から3月にかけては、阿寒郡鶴居村にあるタンチョウサンクチュアリでその姿を見ることができます。 |
山の中にこつ然と広がる尾瀬湿原「夏がくれば思い出す…」で有名な尾瀬ヶ原。群馬・福島・新潟の3県にまたがって広がる標高1,400mの尾瀬の気温は、北海道北部の平地と同じくらい。関東からこれほど近いのに、北海道のような湿原が広がっているのはそのためです。春のミズバショウ、初夏のワタスゲ、夏のニッコウキスゲと四季折々の花が咲きほこります。秋を迎える今頃の尾瀬は紅葉のシーズン。クサモミジが一面に黄金のじゅうたんを広げ、幻想的な光景を見せてくれます。
水鳥がくらしたり、立ち寄ったりするために、なくてはならない大切な湿地を国際的に保護していこうという目的で、1971年にイランのラムサールで条約が結ばれました。それが「ラムサール条約」。加盟国はすでに、70ヵ国を数え、保護対象として登録された湿地は世界575ヵ所にのぼります。日本は1980年に加盟と同時に釧路湿原を初登録。2002年、愛知県の藤前干潟と北海道の宮島沼が登録され、13ヵ所となっています。 |
| [このサイトについて] [お問い合わせ] | www.eco-online.org
|
|