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日本の清水、おいしいわき水 山歩きをしていてふと目にするわき水、小川やけい流などの美しい流れは、私たちの心を落ち着かせてくれます。また、おいしい天然の水を飲むと、気持ちまでさわやかになりますね。水はすべての生命のみなもと。今回は、自然がつくりだす水について紹介します。
日本は水に恵まれているってホント?
「水の惑星」とよばれる私たちの地球。でも、地球上の水の約97%は海水。残りの多くも氷山や氷河となってこおっているものが多く、私たちが利用している水の量は地球全体のわずか1%もありません。そんな中で、日本は水が豊かな国といわれるのは、降水量が世界平均の約2倍もあるから。でも、国土がせまく人口も多いので、全降水量を国民1人あたりで割ると、世界平均の約5分の1にしかならないのです。雨に恵まれているからといって、水に恵まれているとは言いきれませんね。
緑の森におおわれた山の土は、落ち葉が降り積もって、フワフワとしたスポンジのような状態。地上に降った雨は、土にしみ込み、わき水になったり、そのまま川へ流れたりするほか、じわじわと地下深く移動して長い時間をかけて地下水になります。もし、森がなかったら、降った雨が一度に川に流れ込み、洪水などの災害を引き起こすことも。森は「天然のダム」。私たちの生活になくてはならないものなのです。
味覚は人それぞれ違いますが、多くの人がおいしいと感じる水は地下水がほとんど。それは、雨水が地下をゆっくりと流れていくうちに、土の中のカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分が溶け込んでいくからです。また、のどごしにさわやかさを与える炭酸ガスも大切。これらが適量に含まれているのがおいしい水というわけ。一方、味をそこねる成分は、水の中の有機物や消毒による塩素などです。でも、意外と大切なのは温度。水道水でも10〜15℃ぐらいに冷やすと、カルキ臭さを感じにくくなりますよ。 |
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