ローカルニュース

07/9/05

【宮崎発】『打ち水』効果は、イチゴにも♪

まだまだ暑い日が続きますね~!
「地球温暖化は人災」として、地球にいるみんながひとつに
なろうと『打ち水大作戦』がこの夏も全国で展開されました。
http://www.uchimizu.jp/07/mission.html

さてこの『打ち水』、街や人や地球を冷やしてくれるだけでな
く、実は夏の農作物の収穫にも大きな成果が上がっています!
ケーキなどには欠かせない『イチゴ』♪
夏・秋にも、もちろんイチゴはケーキなどに使われています。
宮崎県内でも標高の高い涼冷地で、夏秋イチゴの生産が行われ
ています。
実はこの夏秋イチゴの収穫に『打ち水』(床面散水)が大きな効
果があるという試験結果が出ているという情報があり、宮崎県
農業試験場に取材、野菜部・主任技師、深田さんにお聞きしま
した。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
宮崎県でイチゴを栽培している涼冷な地域でも、夏には日中の
気温が30度を越え、高温対策が必要となっていた。
この対策として,盛夏期に高設栽培のベッド下に散水すると施
設内の気温上昇が抑制され、高温によって生じる不受精果や小
玉果の発生が少なくなり品質も向上、晩夏以降の収穫が約10%
増加するという試験結果が得られた。
床面に散水すると数分のうちに床面の表面温度が5~7℃低下
し、その後徐々に施設内全体の気温が低下、昇温抑制効果は約
1時間持続する。

この散水資材の設置にかかる費用は10a当たり約12~15
万円で、他の高温対策(換気扇・噴霧器など)が10a辺り30~
100万円かかることから、そのコストについても大幅に安い。
        (情報・資料提供:宮崎県農業試験場・野菜部)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
日本に古くから伝わる、暑さ対策の知恵『打ち水』♪
暑さ対策だけでなく増収にもつながり、生産者には二重の喜びを
贈り、消費者には品質の良いイチゴを届けてくれる優れものです!
                   
(宮崎県・細山田三保子)