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第3回目となる「環の音楽」は、1月15日(土)、京都で行われた。舞台は「祇園甲部歌舞練場」。大正2年、祇園甲部の芸妓さんや舞妓さんの踊りの練習場として建てられた由緒正しき場所。1200席ほどある客席の一部は、桟敷席もあり、舞台から延びる花道も日本文化を味あわせてくれる。春には艶やかな「都をどり」が催されることでも有名で、京都文化を象徴する空間。もちろん、音楽ライブなんてそうそう行うことは出来ないし、芸妓さんや舞妓さんと直接関係のない私たち一般人も、容易く足を踏み入れることは出来ない。

1/15(土)京都・祇園甲部歌舞練場で行われた「環の音楽」の出演者

この空間演出は「環の音楽」ならでは。「環境」と「音楽」のコラボレーションをテーマにするだけでなく、古きよき建物、場所、そして地域でのライブを実現することで、来場者にとっても、出演者にとっても、普段味わったことのないような感覚を与えることが目的なのだ。環境と音楽、そこに文化を加えることで、より強く心に残る音楽イベントを作り上げている。

1/15(土)京都・祇園甲部歌舞練場で行われた「環の音楽」の出演者

出演したアーティスト、大貫妙子、渡辺美里、畠山美由紀、一十三十一(ひとみとい)、4人の楽曲も「歌舞練場」を意識した構成。それぞれ、4曲程度のミニライブ形式ではあったが、当日の落ち着いた京都、そして特別な空間をそれぞれの個性で表現するように、来場者に安らぎと密かなの高揚感を与えてくれる音楽を提供してくれた。その効果もあってか、ライブを見終えた来場者の多くは、自然環境への思いや、自分たちが実践すべきことを再認識したようだった。会場入り口の広間に設けられた、環境関連の情報ブースで、多くの人たちが熱心に設置物を見ている姿が印象的だった。



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