人気の手帳メーカー・クオバディスからエコダイアリー「EQUOLOGY」が登場

左:エクオロジー エグゼクティブ(16×16 cm)/右:エクオロジー ビジネス(10×15cm)
左:エクオロジー エグゼクティブ(16×16 cm)/右:エクオロジー ビジネス(10×15cm)

 9月に入っても暑さは一向に収まる気配がないが、文房具売り場には早くも来年の手帳が並び始めている。使いやすさに定評のある人気ブランド・クオバディスは、今年の新作として、環境面に配慮したエコダイアリー「EQUOLOGY(エクオロジー)」を発売する。

 

 エクオロジーは、定番のデザインや機能はそのままに、フランスで認定された再生紙と植物性インクを100%使用。再生紙にはドイツの環境ラベルであるブルーエンジェルマークが付与されており、フランスのグリーンプリンティング規格・Imprim'vertで認証された植物性インクは、大気汚染の原因となるVOCを排出しない。

 

 さらに、カバーの原料に採用されているのは、自然界に存在する微生物などによって無害な物質に分解されやすい生分解性の素材だ。ビニール製のカバーと比べて、石油資源を節約できると同時に、土に埋めれば自然に還ることから廃棄時の環境負荷も少ない。

 

 天然資源・エネルギー資源の確保が必要なダイアリーメーカーにあって、フランスのエディション・クオバディス社では、ISO9001・14001の導入をきっかけに、いち早く環境への配慮に取り組んできた。2007年には、持続可能に管理された森林を証明する森林認証のPEFCおよび、その森林から産出された木材を使用して生産・加工を行っていることを証明するCoC認証を取得。こうした活動の一環として生まれたのがエクオロジーというわけだ。

 

 ラインナップは「ビジネス」「エグゼクティブ」の2種類で、9月中旬発売予定。また同時期には、売り上げ1冊ごとに、スリランカの子どもたちに1冊のノートがプレゼントされる「クオバディス×アトリエ・ペネロープ for セーブ・ザ・チルドレン」シリーズも展開する。環境問題や社会問題の解決に関心のある人にとって、クオバディスは注目の手帳メーカーといえるだろう。

文:加藤 聡

サイト

クオバディス・ジャパン

URL: http://www.quovadis.co.jp/

 

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