私たちの生活に無くてはならないと言ってもいい宅配便。たくさんの会社があるけれど、最近、注目されている宅配便の会社が「エコ配」だ。
宅配便は自動車やバイクなどを使うことから、宅配便１個につき300グラムのCO2が排出されていると考えられている。100個だったら30キログラムにもなってしまうんだ。
そこで、「エコ配」は、街の配送に車ではなくて自転車を使うことによって、CO2を排出しないようにしている。どうしても自動車やバイクを使わなくてはいけない配達の場合は、カーボンオフセットというしくみを利用して、CO2排出をゼロにしている。カーボンオフセットは、簡単に言うと、ほかのところで減らされたCO2の量を買い取ることによって、自ら排出しているCO2を無かったことにするしくみだ。このようにして、エコ配は、３年間で１万トン以上もCO2を減らすことができた。
ほかにも、エコ配を使って「１年間にこれだけCO2を減らすことができました」という「CO2削減証明書」をつくって、CO2をたくさん減らした会社に送っている。こうした試みがどんどん広がるといいね
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