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太古から人々に寄り添ってきたトナカイにも絶滅の危機が!

トナカイ / Reindeer (Caribou)

 

 サンタクロースだけでなく、人々が乗るソリをを引いてくれる動物としても有名なトナカイですが、実は絶滅の危機に瀕しています。

 

トナカイは、人類が最初に飼うようになった動物のひとつでもあり、シカの仲間の中ではトナカイだけが、オスメスどちらも角をもっています。

 

オスの角の方がメスよりも大きく、

 

オスは春に角が生え、秋から冬にかけて抜け落ち、

 

メスは冬に角が生え、春から夏にかけて抜け落ちます。

 

ぶ厚い毛や、広く大きいヒヅメは、極寒の環境で生き抜くためのものです。

 

水陸どちらも得意で、広いヒヅメは雪の上を沈まずに歩くことや、泳ぐのにも役立ちます。

 

トナカイは群れで行動することが多く、集団で移動するときは5万〜10万頭もの大群になることも。

 

ちなみに、北アメリカのものは「カリブー」と呼ばれています。

 

地球温暖化や人間による生息地の破壊などによって、トナカイの体重が年々減ってしまったり、生息数が減ってしまったりしています。

 

コピー・イラスト / kawe

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謎多きピンク色の捕食者 -アマゾンカワイルカ- (火, 08 11月 2022)
アマゾンカワイルカ / Amazon river dolphin みなさんは、ピンク色のイルカを見たことがありますか? ファンタジーのような話ですが、世界にはピンクイルカのようなおもしろい生き物がたくさん存在しています。   今回取り上げるのは、「アマゾンカワイルカ」。別名ピンクイルカとも呼ばれています。 彼らはピンク色や淡いブルー、灰色の体をしています。 アマゾンカワイルカは、主に南アメリカのアマゾン川周辺に住んでいます。 海に住むイルカもいれば、川に住むイルカもいるようです。   カワイルカは他にも数種類いますが、それらはまとめて「Boto」とも呼ばれています。 アマゾンカワイルカはその中でも一番大きな体を持ちます。   障害物もへっちゃら!アマゾンカワイルカの特徴 アマゾンでは、雨季に森が水に浸かってしまう「浸水林」と呼ばれる現象が起きます。 なんとこの時期は、水位がいつもより約12メートル上がることも…!   アマゾンカワイルカの背びれは、そんな浸水林となったアマゾン川の中でも引っかからずに泳げるように、こぶのように退化したんだとか。 さらに、隙間に隠れた獲物も、長い口先で器用に捕まえることができます。   出っぱっているおでこの脂肪は、「メロン」と呼ばれています 可愛いですね。 なんで体がピンク色なの? 子どものころはだいたい灰色や青色のような色をしていますが、大人になるにつれ、だんだんピンク色に近づいていきます。 一般的に歳をとったオスは、よりピンク色になると言われています。     ピンク色の動物といえば、フラミンゴを思いつく方が多いかと思います。 フラミンゴは食べる物によって体がピンク色になりますが、アマゾンカワイルカはそうではありません。 彼らはメスをめぐって他のイルカと争ったり、体が岩や植物にこすれたりすることによって、体がピンク色になります。そのため、体の表面には基本的に傷がついています。 皮膚の色素が弱く、毛細血管がすけて見えるため、ピンク色をしているイルカもいるようです。 濁った水の中も自由自在に泳げるヒミツ ↓濁っているアマゾン川の中を泳ぐアマゾンカワイルカ かなり濁った水の中も、平気で泳いでいる様子。   川の中には、岩や植物などの障害物がたくさんありますが、かなり濁っているため、実は目はあまり役に立ちません。 そのため、アマゾンカワイルカの目は小さく退化し、視力も良くはありません。   そこで、彼らは目で見る代わりに「エコーロケーション」を使います。 エコーロケーションは、クジラやコウモリ、鳥など1000種以上の動物が使っています。   アマゾンカワイルカの場合、頭にある “メロン” から出した超音波の反響によって、魚やモノの距離や位置、大きさなどが分かります。   常に自分の身の回りの状況を把握するため、一秒間に約80回、クリックスと呼ばれる音を出します。そうすることで、複雑な川の中の情報も分かるのです。 ↓1:14ごろ〜 エコーロケーションの時に出すのはこんな音。 海のイルカとどう違うの? アマゾンカワイルカは川という環境に適応するため、海に住むイルカとは少し違う進化を遂げました。 海に住むイルカは速さに、川に住むイルカは機敏性に特化した体を持っているのだそう。   海に住むイルカは、早く泳げるように弓のような体の形をしています。 そして首にある椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨がくっ付いているため、首をあまり動かすことができません。   それに比べて川に住むイルカは、椎骨がくっ付いていないため、首をかなりいろいろな方向に動かすことができます。上の動画でも、首をあちこちに動かしていますね。   泳ぎの速さは、海に住むイルカよりのんびりですが、体がとても柔らかく機動性もあるので、浅いところから狭いところまで、障害がたくさんある川の中も自由自在に泳ぐことができます。   アマゾンカワイルカは毎日、自分の体の約5%分の食べ物を食べます。 アマゾン川には、ピラニアやカニ、カメなど様々な生き物が泳いでいます。 ここでの食物連鎖の頂点であるアマゾンカワイルカにとっては、まさに食べ物の宝庫です。 サメなどの天敵もいないため、海よりも暮らしやすいと言うイルカもいるとかいないとか・・・  謎だらけのアマゾンカワイルカ 少しずつ生態がわかってきたものの、これらはほんの一部にしか過ぎません。 彼らの住むアマゾン川はとても濁っているため、水中の調査をすることが困難です。そのため、アマゾンカワイルカについてはまだまだわからないことばかりです。   漁船の網に絡まって死亡してしまったり、工場や生活排水による川の汚染、ダム建設により住む場所を奪われたりするなど様々な要因でアマゾンカワイルカの数は減り、絶滅の危機にあります。     彼らを保護するために、今も多くの研究者たちが謎を解明しようと奮闘しています。   コピー・イラスト / kawe
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ペットにしたいと人気のカワウソも絶滅危惧種!?第二のニホンカワウソを生まないために (Thu, 11 Aug 2022)
ユーラシアカワウソ / Eurasian Otter ユーラシアカワウソは、食肉目イタチ科カワウソ属に分類されます。 カワウソ属は世界に13種類おり、彼らはそれぞれに生息する地域や環境に合わせて独自の進化をしてきました。 その中で最も広い生息域を持つのがユーラシアカワウソです。   ↓世界ではこんな野生のユーラシアカワウソが見られることも。   カワウソ属には、人気の高いコツメカワウソや、意外なことにラッコも属しています。 水族館などでもよく見るため身近な存在に感じますが、実はどちらも絶滅危惧種に指定されています。   かつて日本には、特別天然記念物にも指定されたニホンカワウソがいました。 ニホンカワウソは上質な毛皮を目的とした乱獲、森林伐採による環境破壊、河川の開発・工事による獲物の減少、農業や生活・工業排水による水質汚染、そして害獣として駆除されたことなどにより、 1979年8月に高知で撮影された個体を最後に、1980年代に絶滅してしまったと考えられています。   ↓アクアマリンふくしまに展示されている最後のニホンカワウソの姿 ユーラシアカワウソは、コツメカワウソよりも一回り以上大きな体をしています。 平たい体と尾、そして手足の指の間に水掻きを持っています。 これらの特徴のように水の抵抗を受けにくい身体を持っているため泳ぎが大の得意で、目にも止まらぬ速さで泳ぐことができます。もし水族館などで遭遇したら、泳ぎに注目してみてください。 ニホンカワウソと同様の理由で、ユーラシアカワウソも世界中で絶滅の危機にさらされています。   人気のコツメカワウソを筆頭に、今、カワウソはペットとしての需要が非常に高まっており、それによる密猟が問題となっています。 可愛いカワウソをペットとして飼いたい気持ちもわかりますが、野生生物であるカワウソを自宅で飼育するのは非常に困難であり、カワウソにもかなりの負担がかかってしまいます。 ユーラシアカワウソを含むカワウソたちの現状についてまずは知ることから始め、彼らのために今、私たちにできることをよく考えてみましょう。   もっとユーラシアカワウソについて知りたい方は、8/28(日)まで「特報どうぶつSDGs」内にて楽しく解説しています。是非ご覧ください。 ↓公式HP https://mirai.iicoto.info/ コピー・イラスト / kawe
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