読書を通じて生物多様性を学ぼう!

クリックで国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)のページにジャンプします
クリックで国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)のページにジャンプします

 国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)は、生物多様性の理解に役立つ教材として、UNDB-J 推薦「子供向け図書」(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100 冊~)を選定した。

 

 専門家やUNDB-J委員などの推薦を受けて選ばれた100冊には、幼児向けから中学生までを対象とした、絵本や図鑑、読み物などがそろう。例えば、小学校低学年向けの読み物『こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さんの生物大達人』では、生物と地球環境のつながりや大切さについて、人気マンガのイラストを使ってわかりやすく説明してくれる。

 

 現在、この「生物多様性の本箱」は、東京・渋谷の地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)と山梨県富士吉田市にある環境省の生物多様性センターで読むことができる。また、5月3日~5日に上野恩賜公園で開催される絵本・児童書の祭典「第14回 上野の森 親子フェスタ」では、「生物多様性の本箱」のブース出展が行われる予定だ。

 

 UNDB-Jでは今後、さらなる生物多様性の理解に向けて「大人向け図書」、「映像・音楽」、「ゲーム、文具、教材」などの選定についても考えていく。

 

文/田中一整

 

«一つ前のページへ戻る