8月23日、東松島市にて“奥松島絆ソーラーパーク”完成記念式典が開催される。それとともに多くの市民も参加するメガソーラー施設の見学も予定されている。
“絆ソーラーパーク”は、東松島市復興まちづくり計画におけるリーディングプロジェクト。環境未来都市構想「分散型地域エネルギー自立都市プロジェクト」の一つとなる。また、東日本大震災での津波被害エリアのメガソーラーとしては、最も早い先行モデルだ。
この施設があるのは奥松島公園跡地の一部(約47,000㎡)で約2メガワットの連系容量。年間発電量は約210万kWhで、一般家庭約600世帯分の年間使用電力量に相当する。
2メガワットという大規模な事業になるが、一人一人のまちの復興に向けた“想い”から始まり、やがては“絆”という大きなエネルギーに変換していくという思いを込めて“絆 ソーラーパーク”と名付けられた。当初は10月稼動を予定していたが、2ヶ月前倒しの完成。東松島市の環境未来都市への第一歩がいよいよスタートする。
写真・文 / 谷口 塁
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