『そらべあ』」の刊行以来、エコロジーオンラインが9年ぶりに手がける新作絵本の予約販売が始まりました。
『そらべあ』では、地球温暖化の危機を反映してホッキョクグマが主人公となりました。今回のストーリーは里山に住むヤマネの「ナノ」が星のように輝く街に出かけ、エネルギーを大量に消費する都市の文明と出会い、そのエネルギーを担い始めた再生可能エネルギーと出会う物語です。
ナノ発電所キャンペーンとも共通する「より身近に再生可能エネルギーを感じてもらいたい!」という上岡裕理事長の強い思いから生まれたストーリーです。
今回は再生可能エネルギーを推進する資源エネルギー庁「GREEN POWER プロジェクト」の協力も得て、巻末には再生可能エネルギーをかわいく紹介。いつでも参加できる全国的な活動についても紹介しています。
固定価格買取制度や電力の自由化など、私たちを取り巻くエネルギー環境は大きく変わっています。子どもたちに持続可能な未来を残すためにも、枯渇する燃料への過度な依存は避け、地球に降りそそぐ無限の太陽のエネルギーをベースとした文明へと転換することが必要です。
この本に出会い、自分のこととしてエネルギーの未来を感じ、実際に自然エネルギーを体感してくれる人が少しでも増えることを祈っています。
文 / エコロジーオンライン編集部
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