
インドの再生可能エネルギー省は、新たに、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電を17,000メガワット生み出すために、2017年までに370億ドルを投資すると発表した。
現在、インドの再生可能エネルギーによる発電は20,000メガワットで、国内発電の11%にしかならない。いまだに石炭が最大のエネルギー源となっていて、全体の40%を占めている。
石炭や石油による火力発電は二酸化炭素を発生させるため、地球温暖化を加速してしまう。
このため、インド政府は、二酸化炭素を減らすために、再生可能エネルギー利用率を現在の11%の4倍にすると今年初めに目標を定めた。これに向けて世界中からインドの再生可能エネルギー開発を後押ししてくれる投資家を募る。世界と競争できる産業と技術を開発し、長期的な経済成長の機会にしたいというねらいだ。
太陽光発電を筆頭に、風力やバイオマス、小規模水力発電などを進めて、2022年までに送電網を整備し、再生可能エネルギーによる発電量を増やして、石炭による安い発電価格と対向できるようにしようと考えている。
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