資源を有効に使い、ごみを減らす循環型社会を築いていくためには、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に取り組むことが大切だ。しかし、その成果を見ることはなかなかできない。そのため環境省では、3R行動の結果を数字で見られるツールを開発し、公開を開始した。
食品トレーなし販売、マイボトルの使用、ペットボトルのリサイクルなど、25種類の3R行動によって、どれだけ環境負荷を減らすことができたか、簡単に計算することができる。インターネットを通じてダウンロードし、エクセルで開いて利用するもので、どちらかというと大人向けのツールだが、使い方はそれほど難しくない。実施した行動の回数や、回収した容器の重量などを入力するだけで、廃棄物の発生が削減された量や、二酸化炭素が削減された量などを知ることができる。
環境省のホームページから誰でも利用することができるので、ぜひ試してみてほしい。
文/岩間敏彦
コメントをお書きください