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魅力あふれるアイアイを守ろう!

アイアイ / Aye-Aye

 

マダガスカルに生息する。

アイアイ科アイアイ属に分類される唯一の現生種。

耳が大きく、指が細長いのが特徴。特に中指が長い。

 

夜行性の霊長類であり、

木に住み着いた害虫なども、細長い中指でほじくり出して食べてくれる。

 

マダガスカルの現地では『悪魔の化身』と恐れられ、駆除されることもある。

「アイアイ」と調べると怖い写真ばかり出てくるが、「Aye-Aye」と調べると、怖いだけではないということがお分かりいただけるだろう。

 

SUZURIにてアイアイのグッズを発売中!

売り上げの一部はエコロジーオンラインの活動に寄付されます。

コピー・イラスト / kawe

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アザラシと鳥たちが告げる気候と生物多様性の危機 (日, 12 10月 2025)
Photo by Kerin Gedge on Unsplash   IUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種レッドリストの最新版が発表され、地球の生命の多様性がどれほど深刻な危機に瀕しているかが明らかになった。気候変動は決して遠い未来の問題ではなく、この瞬間にも私たちの大切な生き物たちの命を脅かしている。   特に懸念されるのが、北極のアザラシたちだ。地球温暖化の進行により、北極では他の地域よりも4倍も速いペースで海氷が溶けている。アザラシたちは、繁殖、子育て、休息、そして餌を探すためにこの海氷に完全に頼って生きている。しかし、頼みの綱である海氷が薄くなり、消えてしまうことで、彼らの生活は根本から破壊されつつある。その結果、ズキンアザラシは「危急」から「危機」に、アゴヒゲアザラシとタテゴトアザラシも「軽度懸念」から「準絶滅危惧」に、それぞれ絶滅の危険度が引き上げられた。   このアザラシたちの窮状は、気候変動が生態系の均衡をいかに大きく崩しているかを痛切に示している。彼らはホッキョクグマなどの重要な食料源であり、海洋の食物連鎖の中心を担う「キーストーン種」であるため、彼らが失われることは、北極圏全体の生態系に計り知れない影響を与えるのである。   一方、世界の鳥類の状況も芳しくない。バードライフ・インターナショナルによる最新の包括的評価によると、世界の鳥類の61%が個体数減少の傾向にあるという。この割合は2016年の44%から大幅に増加しており、生物多様性の危機が加速している証拠である。鳥類減少の最大の原因は、生息地の喪失と劣化であり、特にマダガスカルや西アフリカ、中央アメリカといった熱帯林の伐採が、固有の鳥類を絶滅の淵へと追いやっている。   鳥類は、私たちが思っている以上に大切な役割を担っている。彼らは花粉を運び、種子を散布し、害虫を駆除するなど、生態系の健全性を保つ「エンジニア」として機能している。熱帯林における鳥たちの働きは、森林の再生や地球の炭素貯蔵に不可欠であり、彼らを失うことは、気候危機と生物多様性危機が深く絡み合っていることを示している。   しかし、希望の光もある。数十年にわたる集中的な保護活動の結果、アオウミガメの世界的個体数は回復傾向にあり、絶滅危惧種から「軽度懸念種」へと改善された。これは、人間が強い決意と団結をもって行動すれば、自然の回復を助けることができるという、力強い証しである。   IUCN事務局長が述べるように、このレッドリストの更新は、私たちに「行動を加速させる決定的な機会」が訪れていることを教えてくれる。アオウミガメの成功例に学び、北極のアザラシや世界の鳥類を守るため、今こそ気候変動対策と生物多様性保全の行動を、私たちの生活の中心に据える必要があるのだ。   <関連サイト> 気候変動で北極のアザラシが危機に、世界の鳥類は減少傾向-IUCNレッドリスト   翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部(AIを使用)
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世界一「優しい」イルカが絶滅の危機に!? (Sat, 26 Jul 2025)
"irrawaddy dolphin, irrawady dolphin, pesut" by Long Vu is licensed under CC BY 4.0 . 世界で最も「優しい」とされるカワゴンドウが絶滅の危機に瀕している。この愛らしいイルカたちは、アジアの淡水域に生息し、その穏やかな性質から「海の天使」とも呼ばれる。彼らは人間に対して友好的なことで知られ、漁師が漁をする手助けをすることさえあると言う。   カワゴンドウが直面しているのは生息地の破壊と汚染だ。彼らが暮らす河川や沿岸地域では、人間がダムを建設したり、砂利を採ったりすることで、イルカたちが泳ぎ回れる場所や、餌となる魚が減っている。さらに、農業や工場から流れ出る化学物質、そしてプラスチックごみによる水質汚染も大きな問題となっており、汚染された水はイルカたちの健康を害し、繁殖にも悪影響を与えている。   また、誤って漁網にかかってしまうことも、彼らの命を奪う大きな原因となっている。カワゴンドウは、漁師が使う網に不注意で絡まってしまい、息ができなくなり命を落とすケースが非常に多い。彼らは群れで行動することが多いため、一度網にかかると、複数のイルカが犠牲になることも少なくないのだ。   このカワゴンドウを救うためには、国際的な協力と現地の人々の努力が不可欠だ。具体的には、彼らの生息地を保護し、汚染を防ぐための法律や規制を強化する必要がある。川の環境をきれいに保ち、ダム建設などの開発が生態系に与える影響を慎重に評価することが重要だ。また、イルカが誤ってかかってしまわないように、イルカに優しい漁法を広めることも急務である。   地域の人々がカワゴンドウの保護の重要性を理解し、積極的に関われるように環境教育を進めることも必要だ。彼らの生活とイルカの保護を両立できるような、エコツーリズムなどの新しい方法を見つけることも大切なことだろう。   <参照サイト> The world’s 'sweetest' dolphin is facing extinction—but it’s not too late   翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部(AIを使用)
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