アフリカのウガンダ共和国北部の難民支援のためのミュージック＆アート・フェスティバル「Pamoja Penda Green Music Festival」が3月28日にジョージア州、アトランタで開催される。音楽のほかに、映画上映やサッカー・トーナメント、クラフトマーケットなど盛りだくさんの内容で、すべてがグリーン・エネルギーを使用して行われる予定だ。
Pamojaは「1つのコミュニティ」、Pendaは「love」を意味するスワヒリ語。今回のフェスティバルの目的は、アトランタとアフリカのコミュニティをつなげることと、アフリカのコミュニティが持続可能になるよう支援している両国のグラスルート（草の根）活動への認識を高めること。ウガンダ・アメリカ・パートナーシップ協会（UAPO）が主催し、全収益が同協会の活動に充てられる。
音楽イベントには、有名バンドから地元ミュージシャン、アフリカに影響を受けたミュージシャンたち、ドラマー集団のDrum Cafe、そして、Pamoja Penda Familyバンドが出演。午後2時から夜の11時まで演奏をする。ステージはすべて風力と太陽エネルギーのグリーン・エネルギーでまかなわれる。また、フェスティバルに参加するアトランタの新鋭バンドを募集。YOU TUBEに動画をアップロードし、投票でトップになったバンドがフェスティバルに参加できるというユニークな企画も行った。
１チーム3人構成で行う裸足のサッカー・トーナメント、「Lose the Shoes（靴を脱ぎ捨てて）」への参加料金（1人10ドル）は、アフリカの若者にHIVやその感染予防に関する知識、そして日常生活における色々な問題に、建設的かつ効果的に対応する際に必要とされる能力を身に付けるための活動支援に寄付される。
その他、3本のドキュメンタリー映画上映が予定されている。持続可能なアート＆クラフトマーケットも行われ、リサイクル紙のビーズ・ネックレスや環境に優しい洋服などが売られる。参加チケットは1人30ドルで、アフリカの美しい写真が印象的なUAPOの公式サイトから購入できる。
文：温野 まき 翻訳サポート：中野 よしえ
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