「知らないと“確実に”損をするLED照明活用術」の連載を始めました!

エコロジーオンライン読者のみなさま、はじめまして。

 

今回からLED照明について連載を始めることになった辻川です。

 

先日、大手量販店のLED照明コーナーに立ち寄りったところ、入り口に堂々と『直菅形LEDランプ』を展示してあり、ビックリです。あーあ!これではトラブル必死です。

 

写真では良く分かりにくいですが、特に真ん中の商品を見ていると、目がチカチカして短時間でも見てられませんでした。こんな商品を堂々と展示しているのが信じられません。

 

まずは、演色性(光の色)で、人工的に作り出した光では、人間の肌も青白く見え、食べ物も青白くなり、とても耐えられないのです。

 

さらに気をつけるべきなのが、フリッカーによる健康障害です。昨年、札幌市役所が約9000本の蛍光灯を直管型LED照明に取り換えたところ、約7.4%の職員が「目が疲れる」「気分が悪い」といった体調不良を訴えました。

《法の“空白地帯”でLEDトラブル》:日本経済新聞 http://s.nikkei.com/f6m6J7

 

こうしたことを、販売店も分かっていないのですから、節電キャンペーンで購入した一般ユーザーにはトラブルが多くなりそうです。

 

まず、一般家庭での『直菅形LEDランプ』への交換は、まだ早すぎます!

 

節電効果も約1/2と、LED電球の約1/10比べ低いのが現状。まず電球をLED照明に変えましょう。

どうしても変えたいのであれば専門業者に相談してください。コンサルティングできる専門業者です。工事屋さんではありません。これについては次の機会に解説しますね。

 

PROFILE

辻川 英章(つじかわ ひであき)

 

新潟県出身。中央大学電子工学科卒業後、電子部品機器商社で半導体、各種電子部品及び製品、PCディスプレイなどの販売に携わる。

 

各種PCボードの企画設計、製造販売事業の立ち上げや、ファミコン、MSXなどのゲームソフトの企画制作、ROMカートリッジの製造受注なども立上げた後、ゲームソフト企画開発及び販売会社を設立。任天堂、セガ、ソニー、マイクロソフトなどのゲームソフトの企画開発、販売をおこなう。

 

セガ・ドリームキャスト用として1999年に『東京バス案内』を自社開発。その後PS2やアーケードゲームへ移植、続編もリリース。さらに自動車教習用ドライビングシミュレータへと繋がり、そして2009年空間情報サービスの国際航業㈱とともの企画開発したArtMap(自動生成立体地図)へと繋がりました。

 

2003年にはデジタル機器、コンテンツの企画開発及び販売を目的とした有限会社楽画企(Rakugaki Inc.)を設立し、任天堂『DSおりがみ』の企画制作や、LED照明をソリューション事業として、導入コンサルティング及び販売事業を開始。

 

現在は次の事業他、各種デジタルコンテンツのプロデュースをおこなっております。

◇ArtMapデータをもとにしたデジタルコンテンツ及びサービス事業

◇iPhoneなどスマートフォンアプリ企画制作及びプロモーション事業

 iPhone iPad ソーシャルアプリ“Enjoy Japanese Origami”をリリース。facebookページなどで展開中。

◇LED照明のソリューション及び販売事業

 健康障害や節電効果が少ないなど、導入が難しいLED照明の導入コンサルティング及び販売事業を展開中。

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