エコロジーオンライン2012年度、会員、寄付金募集中です!

エコロジーオンライン読者の皆様

 

日頃から、エコロジーオンラインの活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。 今年も残すところ2ヵ月になりました。ちょっと早めになりますが、2012年度のNPO法人エコロジーオンラインの会費&賛助会費&寄付金のご協力のお願いです。

<2012年を振り返って>

~福島おひさま連合が立ち上がりました!~

 

みなさんご存じのように、昨年の東日本大震災を機にエコロジーオンラインの活動は一変しました。昨年は、日々の情報発信活動の他に、手探り状態のなかで、そらべあ基金とともに、宮城、岩手にソーラーパワートラックを派遣したり、飯舘村にガイガーカウンターを寄付する活動を行いました。

今年に入ってからは、福島県内に立ち上がった太陽光発電所企業組合のみなさんからの支援要請を受け、ドイツやデンマークを中心にエコロジーオンラインの仲間たちの協力も仰ぎ、「一般社団法人福島おひさま連合」が立ち上がるところまでのサポートをしてきました。この取り組みについては現在、エコロジーオンラインのサポートから独り立ちし、県内にメガソーラー事業を企画するところまでになって来ました。福島県のみなさんと東京のチームが連携して仕事を進めています。(誰も経験したことのない放射能汚染と再生可能エネルギー普及事業ですから一筋縄では行きません。その部分で12年の間に積み上がったエコロジーオンラインのネットワークがサポート体制の構築に有効に機能したと思っています)

 

~心のケア事業をはじめました~

 

今年、被災地支援事業においては、ポイントグリーン推進環境会議と本格的な協働を行いました。3月に実施した「「Point Green Concert 吹奏楽で日本を元気に!!」に始まり、エコロジーオンラインのスタッフたちがポイントグリーンのウェブをブラッシュアップし、「丸ノ内キッズジャンボリー」などへの出展を通して持続的なイベント露出の場を確保しました。ミュージシャンの「コンプレックス」が東京ドームで集めた寄付金を、陸前高田、気仙沼、石巻、福島、いわきなどのみなさんにお届けする活動を通して、大船渡、気仙沼、郡山、石巻、いわきなどとも深いご縁ができました。

 

そして、ポイントグリーンや福島ライフエイドとの連携によって、被災地での心のケア事業が生まれ、一般社団法人トラウマリカバリーコミュニティが誕生しました。この団体については馴染みのない方も多いと思いますが、エコロジーオンライン理事長上岡の姉の上岡陽江を代表に、トラウマや燃えつきを専門とする筑波大学大学院の森田展章准教授を理事に迎え、福島市内、及び、新潟、山形に避難しているお母さんと子どもさんのサポート事業が始まっています。この団体の事務局もエコロジーオンラインによって運営されています。10月1日に創立フォーラムを実施しましたが、2月には被災地の仙台でNGO、NPOのスタッフの燃えつきに関する勉強会を実施することになっています。

 

~市民発電所、市民電力事業が始まります!~

 

被災地支援に集中している間に7月1日に再生可能エネルギーを固定価格で買い取るフィードインタリフ制度もスタートしました。その結果、地域での再生可能エネルギー事業も活性化しています。5年前にお台場に立てた「ひだまり~な」からスタートし、そらべあ基金をつくり、幼稚園保育園に寄付型で太陽光発電所を寄付して来ましたが、これからは本部の佐野を中心に地域で市民発電所事業が始まっていきます。まだまだ歩み始めた地域が多いこともあり、ここにも私たちの経験が有効活用できそうです。そのため、「そらべあ」のネットワークで地域事業を応援するための会社「そらべあエネルギー株式会社」を佐野市に立ち上げ、全国で生まれた市民型発電所をつないぎ、ネットワーク化し、電力供給を手がけるためのプロジェクトへとつなげていこうと思っています。

 

~来年は田中正造没後100年です!~

 

小出裕章先生の記事にみなさんの共感が集まっていましたが、あのインタビューも田中正造没後100年という節目があったために誕生したものです。エコロジーオンラインの本部がある栃木県佐野市の環境の取り組みが遅れていたら、全国のみなさんに顔向けできません。田中正造翁の応援を生かして、地域の資源を生かして、自立型の地域となるような種まきもしたいと思っています。そのための先導役となってくれるのが渡良瀬遊水地カレンダーだと思います。エネルギー自立、生物多様性、ラムサール条約などをキーワードに地元でもしっかりとグリーンなコンセプトの地域活性化を手がけていきたいと思っています。

 

~連携して行きましょう!~

 

12年も活動をしていると、エコロジーオンラインで出会った様々な方たちが、各地でエネルギッシュな事業展開をするようになっています。そらべあ基金、クラブヴォーバン、日本エネルギーパス協会、おひさまスタイル、里山保全再生ネットワーク・・・(他にもた~くさん)。EOL中心に手がける市民発電所事業だけで環境保全は成り立ちません。全国の仲間(いや、世界か)が手がける省エネ、断熱、節電、オーガニック、里山保全、生物多様性保護などの事業と連携する準備をしています。

 

こうした活動が行えるのも、みなさんからお預かりする会費や寄付があってのこと。みなさんのサポートによって、日本を少しでも元気にするお手伝いができると思っております。 エコロジーオンラインに関して「今後も頑張ってね」と感じる部分があれば、正会員、賛助会員、あるいはご寄付を通して、資金的なサポートをいただければありがたいです。

 

<<会費>> 

正会員入会金 :  5,000円

正会員年会費 : 10,000円

(新規会員は15,000円となります)

賛助会員年会費:  3,000円

企業会員年会費:100,000円

 

(企業会員のみなさんにはトップページからの下のようなリンクをご提供いたします)

 <<会費・ご寄付 振り込み先>> 

●ジャパンネット銀行 本店営業部 普通8265024

トクヒ)エコロジ-オンラインヒエイリグチ

●郵便振替口座00140-6-190115 エコロジーオンライン

 

よろしくお願いいたします。

 

特定非営利活動法人エコロジーオンライン理事長 上岡 裕

«一つ前のページへ戻る