「第4回 しまんと新聞ばっぐコンクール」開催!

「地球を新聞紙で包もう」を合い言葉に、「しまんと新聞ばっぐコンクール」が高知県で開催される。

 

 2003年、同県在住のデザイナー・梅原真さんが、「最後の清流と言われる四万十で、商品をビニール製のレジ袋で包むのは似合わない。これからは古新聞で包もう!」と呼びかけた。その声に応えて、四万十川流域に住む主婦が古新聞を折ってノリ付けしたシンプルなバッグを考案。日本人の「もったいない」精神と「折り紙」文化が見事に結びついた「しまんと新聞ばっぐ」が誕生した。“エコでおしゃれ”“使い勝手がよい!”と評判になり、作り方を教えるインストラクターが養成されて、ワークショップも行われている。

 

「しまんと新聞ばっぐコンクール」は2010年から開催され、今年4年目。昨年は500作品以上が集まった。応募作品すべてを展示し、グランプリや審査委員賞が選ばれるほか、観客賞は一般来場者による投票で入賞が決定する。作品の販売も行われる予定で、売上金は四万十川流域の森林環境保全活動に活用される。

 

 応募締切は10月18日、展示場所は旧広井小学校(四万十町)、期間は11月2日(土)~17日(日)。詳細は、NPO法人RIVER事務局まで。TEL0880-28-5801

 

文/温野まき

第4回四万十川新聞バッグコンクール

http://shimanto-shinbun-bag.jp/award/index.html

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