4月22日は、地球のことを考える「アースデイ」

 44年前の4月22日。アメリカに端を発し世界中に広がった「アースデイ」が今年もまたやってきました。

 アースデイは、普段あらたまって考えることの少ない地球環境をいろいろな角度から見つめ直す日。アースデイの前後には世界各国で大小さまざまなイベントが開催されます。日本でも各地でイベントが開催されるなか、毎年10万人超の来場者数を記録する「アースデイ東京2014」が、代々木公園をメイン会場に4月19日(土)、20日(日)の2日間で開催されました。

 今年は、80を越えるNPO・NGO団体、30超の協賛企業ブース、オーガニックやビーガン料理などを提供する35の店舗など、アースデイ東京史上最高の400を超える店舗が出展。地球環境への不可を減らす方法でつくられた作物や雑貨・衣類などのアピール・販売のほか、廃油やペットボトルキャップなどの不用品・廃品を持参してリサイクルする企画や、マイ箸・マイカップ・マイ皿を持参してゴミを出さないようにする仕掛け、国産間伐材でマイ箸をつくるワークショップなど、具体的なアクションに結びつく企画が盛りだくさん。会場のあちらこちらでトークステージも設けられ、メインステージでは、定番のアースヨガや音楽ライブに加え、「憲法9条にノーベル平和賞を!」と関係者が熱く語るなど、14年目を迎え進化を続けるアースデイ東京は大盛況のうちに幕を閉じました。

 

 「アースデイ東京2014」に行きそびれた!という人、4月22日には永田町の衆議院議員会館で「アースデイ永田町」も開催予定なので参加してみてはいかが?

 

中島 まゆみ  エコロジーオンライン編集長。フリーランス編集・ライター。食べられる植物と木が好き。エコロジカルなライフスタイルの提案を中心に、自然環境保全、循環型社会、環境教育、環境ビジネスなど、環境・ソーシャルに関する分野で編集・取材・執筆活動をおこなっている。

「なかじまゆ」 http://nakajimayu.jimdo.com/

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