これは欲しい!エコ型ロケットストーブの『ペレコ』

 東日本大震災の際、煮炊きをしたり、暖をとったり、被災地のために大活躍したロケットストーブ。ロケットストーブを自作するワークショップが各地で開催されたりと、その人気はますます広がっている。

 アウトドア大国のアメリカでは、デザイン性の高いロケットストーブが開発され、モノをつくるのが苦手な人でもすぐに体験できる環境が整えられている。いや、日本も負けてはいない。そう感じさせるロケットストーブが産声をあげつつある。

 そのロケットストーブの名は『ペレコ』。鋼管でつくられペレット燃料が使えるためこの名がついた。大手メーカー勤務する金田寿正さんと知財管理士の坂野 明日香さんが2人で始めたユニット「LIFTOFF」が、ネットで公開されている “みんなの知財” を価値あるカタチにしてみようと 『ペレット燃料をスマートに燃やせる携帯ストーブ』 の開発を「kibidango(きびだんご)」で提案した。


 すでに体験した人はわかるのだが、ロケットストーブで困るのは煙が多いこと。このペレコの特長はペレット燃焼時に煙をほとんど出さないこと。じつはこの煙の正体は「可燃性ガス」なのだが、チャンバー内に溜めた煙を、高温燃焼部に還流させながら、煙突内で燃やし尽くす構造を持たせたことで、細く・長く・赤く・美しく燃える炎を創り出した。

 

 特許出願中だという本格派の燃焼に加え、ご覧のように女性でも片手で持ち運べるコンパクトさを兼ね備えている。アウトドアでの調理、暖房だけでなく、炎を楽しむツールとして気軽に利用できる。

 

 すでに50万円の初期目標を達成した『ペレコ』だが13日までは支援の輪に入ることが可能。実際に『ペレコ』を手に入れる支援メニューも用意されている。¥ 16,800という値段も魅力的だが、最初につくられる50台のうちの貴重な一台のオーナーになる権利も残されている。

 アウトドアコーヒーを提案しているというお二人だが、カーボンニュートラルな方法で焙煎されたコーヒーはきっと格別な味になることだろう。


>>ご購入はこちらからどうぞ!

ナノ発電所ネットワーク

http://www.nanopowers.net/tiny-light-shop/     

>>kibidango

最新エコ型ロケットストーブ『ペレコ』の火をみんなの手元へ届けたい!

 

文 / 編集部

同ユニットが手がける「とこなめ土管ロケットストーブ」はエコロジーオンラインが手がけた「ナノ発電所」とともにロハスデザイン大賞2014に最終ノミネートされました。
同ユニットが手がける「とこなめ土管ロケットストーブ」はエコロジーオンラインが手がけた「ナノ発電所」とともにロハスデザイン大賞2014に最終ノミネートされました。

«一つ前のページへ戻る