人間と石は似ている?
今度は宇宙ではなく、石のエネルギーを降ろして性質を聞いてみます。
ーー石全般の役割とは?
「外にエネルギーを送る」
ーーそれはなぜ?
「状況が悪いと感じると、まわりのせいにして怒りを作ってしまう。そういうものを安心させてなだめる」
ーーなぜそんなことができるのか?
と聞くと、誇らしげに
「それがうまくできると定評がある(ニヤリ)」
……。
あまりにエゴ丸出しの答えに疑問を感じます。
やはり石にではなく、この世界を統括している存在(宇宙?)に石の性質を聞いてみることにしました。
ーー本来の石の仕事は、石が気づいていないところで別にあるのでは?
「(石の仕事は)宇宙の流れに乗ることができないもののエネルギーを、乗ることができるようにするために、活性化させる。健全な気に満ちたエネルギーにさせる」
ーー不安を取るというようなこと?
「気を活性化させるようにする。= 各自が本来の魂に忠実になれば(やりたいことをすれば)、間違いなく宇宙の流れに乗れるので、そのような気になるように促す。石は自分の仕事を完全にはわかっていなくて勝手に勘違いしている部分もあるが、それは全体像を知らないからであり、それでも結果的にはちゃんと仕事をしている」。
ここでニュアンスとして強く伝わってきたのは、特に人間において、ということだと思うのですが、不要な企み、不本意な行動、自分を苦しませる行為や考え、魔境に入ってしまうかのような不安感、絶望、などなどのネガティブに落っこちてしまったエネルギーを、石はテーブルをひっくり返すかのように一気にポジティブに持っていく! という感じです。
なぜ石がそのようなことができるかといえば、
「石は完全に個体のようでありながらも、集合体の一部だから」
との答えが。
岩から分離したものが石、
その岩自体も元々はもっと大きなもので地球の地面のようなものだったとか?
そしてそのことを石は忘れてはいない。
よくスピリチュアルな本の中で言われているように、“人間も元々一つのものから派生してできている” のかもしれません。ほんとうに。
生まれてから分離されたように感じているけれども、分離している感覚でいない方が良いのかも。石のように、常に一つ、いわゆるワンネスの精神状態でいるのが本来は健全だということなのでは。
人間と石は似ているのではないでしょうか。
だからこそ、おそらく石は、自然界の他のものよりも人間に対して、強くストレートに働きかけることができる力を持っているのではないかと思います。
ストーンヘンジが出しているらしいエネルギー、「愛」というのは、ワンネスの状態に戻った状態のことを意味していたりして。
そして宇宙(神様?)は、人間にワンネスの状態に戻って欲しくて、そのために人間が石を手に取ることができるようにもしているのかもしれません。
それって、、まるで SFマンガの世界のようではないですか! 人間が石を手に持つと、石は人間に源を思い出させるべくエネルギーを放ちながらピカーンピカーンと、青白く美しく光るかのような。
では、石たちに助けてもらうためには、人間はどのように石を活用していけば良いのか?
聞いてみますと、
「他力本願的に願いを執着のように石にかけて勝手にがっくりしてはいけない。引き寄せのように使うのも意味がない。ただ、石をじっと見て、自分も石と同じく集合体の一部ということを感じればいい。それがわかれば安心を感じるはず。その時に、しかるべきエネルギーに調整がされる(宇宙によって)」
とのことです。
宇宙の言う「集合体の一部」とは、人間が集まって暮らしている中での一人、というような意味ではないと感じます。
人間というものが誕生する以前、ボヨ~ンとした大きな一つの魂のようなものがあったとして、そこからポコポコと人間としての意識が個別に生まれた、というようなことではないかと。
この世の人間は本来一つのものであるけれども、まるで多重人格かのように、自分以外の意識体を全くの他人として識別しているが故に争ったり奪い合ったり企みあったりしている。しかし実はそれらは全部自分であり、ひとつの存在、という感覚を、石はその存在をもって教えてくれようとしているのかもしれません。
石を見るときには、小石を手にするときには、その石がどこから来たのか、どの一部だったのかを感じてみたらどうでしょう。
そして、その石を自分だとして考えてみたら、
……我々が今まで開けたことのない扉を、開くような予感がしませんか?
R(あーる)
…人間のエネルギーを Tarot カードに降ろして、魂からの原始的な情報を伝える仕事をしています。渋谷Angel Stone(現在は休み中)、多摩センター、電話、Skype、クラブイベントなどにて。電話&Skypeセッションは、毎日当日予約のみ受け付け中。大好評血液型別タロットリーディングもblogにて月1更新していますのでよかったらチェックしてみてくださいね⇨ 【Primitive Code】
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