
カーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現へ、地球温暖化の原因となる石油や石炭などの資源に由来しない再生可能エネルギーの活用に注目が集まっている。そして、その中で強く期待されているのが太陽光発電である。住宅の分野でも同様で、国の有識者検討会は8月10日、「2030年に建築される新築戸建住宅の6割に太陽光発電を導入する」との目標を示した。
2004年の映画『デイ・アフター・トゥモロー(The Day After Tomorrow)』では、デニス・クエイド(Dennis Quaid)演じる気象学者が世界の首脳に対して、急激な気候変動が起きる危険性を警告する。
劇中でこの変動を引き起こす主要な要素とされていたのが、大西洋南北熱塩循環(Atlantic Meridional Overturning Circulation:AMOC)と呼ばれる海流の循環システムだ。これは、赤道付近の温まった海水をヨーロッパや北大西洋に運ぶ役割を担っている。ヨーロッパ西部の穏やかで温暖な気候は、この海流による暖かい海水の流入によってもたらされている。
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