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生物多様性 · 30日 11月 2025
生態系の「保険」が失われる!鳥の国際研究が明らかにした、地球の回復力の危機
地球上に暮らす私たちが、日々の生活を安心して送ることができるのは、自然の力、すなわち生態系が安定しているからである。しかし、私たち人間の暮らしの変化が、この見えない安定性を静かに蝕んでいるという、新しい研究結果が発表された。インペリアル・カレッジ・ロンドンを中心とした国際研究チームが、世界中の野鳥を対象に、生態系が持つ「回復力(レジリエンス)」の危機を明らかにしたのだ。
イベント · 24日 11月 2025
11月22日イオン佐野新都市で防災講座を行いました。
参加してくれたのは、イオンチアーズクラブで活動している小学生の皆さん。 講師として、鈴木一夫さんと野村昌子さんに来ていただきました。 防災クイズと東京大学の教授が考案した「目黒巻」の子ども版「もしもまきまき」のワークショップを1時間にギュッとまとめた講座でした。
気候危機対策事業 · 24日 11月 2025
11/23「カーボンニュートラルACTION」第2回目が放送&配信開始!
宇都宮大学とFM栃木、そしてエコロジーオンラインが協働したラジオ「カーボンニュートラルACTION」の2回目が昨夜放送されました。 今回もわかりやすくてタメになるお話でした。 ポッドキャストも対応していますので、全国の皆さんはそちらからどうぞ!
気候危機対策事業 · 22日 11月 2025
コーヒー畑から学ぶ持続可能な農業のヒント:人と自然の変動に寄り添う新しい方法
私たちの食卓に欠かせないコーヒー豆。そのコーヒーを育てる農家の人々は、毎年安定して豆を収穫することの難しさに直面している。特に、気候変動が進む中で、農業には予期せぬ変化にも耐え、安定した生産を続ける力、すなわち「レジリエンス(立ち直る力)」を高めることが求められている。アメリカのノースイースタン大学の研究者たちは、この課題に取り組むため、コーヒー農家が直面する「収穫量の波」に注目し、持続可能な農業のあり方についての非常に大切な教訓を発見した。
生物多様性 · 22日 11月 2025
「微生物」  プラネタリーヘルスを守る「小さな巨人たち」
通常、生物多様性の保全というと、絶滅の危機にあるパンダやトラ、あるいは美しいサンゴ礁などが思い浮かべられる。しかし、地球の生態系が機能するための土台を支えているのは、この微生物たちだと言える。 彼らは、私たちが当たり前のように享受している生命維持サービス、すなわち「生態系サービス」の根幹を担っている。例えば、土壌の中で有機物を分解し、植物が利用できる栄養に変える物質循環、大気中の二酸化炭素や窒素を固定し、気候を調節するバイオジオケミカル・サイクル、さらには人間の消化管に生息し、私たちの健康や免疫システムを支える共生関係など、その役割は多岐にわたる。
気候危機対策事業 · 22日 11月 2025
森と人間の共存を目指す「モデルフォレスト」は温暖化の救世主になるか!?
地球の未来を左右する気候変動問題において、森林はかけがえのない存在である。国際自然保護連合(IUCN)がCOP30に向けて作成した資料は、この森林の持つ二重の役割と、それを効果的に活用するための「モデルフォレスト(Model Forest)」というアプローチの重要性を強調している。 森林は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を吸収する最大の味方である。毎年、化石燃料の燃焼によって排出されるCO2の約3分の1にあたるおよそ26億トンを吸収し、気候を安定させる役割を果たしている。科学者たちは、森林の消失を止め、荒廃した土地を再生することで、パリ協定の目標達成に必要な排出削減量の3分の1以上を賄うことができると試算している。
21日 11月 2025
11/23 宇都宮大学、FM栃木、エコロジーオンライン共同企画「カーボンニュートラルアクション」第2回目オンエア!
エコロジーオンライン上岡理事長が失語症のDJデビュー! 今回はエコニュースとエコソングの担当です。果たして最後まで原稿を読む事はできるのか? 23日のオンエアをお楽しみに!
里山コモンスクール · 18日 11月 2025
12/6、12/7「森にかえれ!」生物多様性のスペシャリスト 坂田昌子氏ワークショップ
\ 森にかえれ! / 生物多様性の第一人者 坂田昌子氏による里山再生ワークショップです。 全国を飛び回る坂田氏のワークショップは毎回大人気です。 この貴重な機会にぜひご参加ください♪
気候危機対策事業 · 15日 11月 2025
世界のCO2排出はいまだ増加中!だが35カ国が示す「経済成長と脱炭素の両立」という希望
世界的な気候変動対策の現状は、依然として厳しい見通しだといえる。化石燃料による世界の二酸化炭素(CO2)排出量は、2025年も過去最高を記録する見込みであり、その増加ペースは、地球温暖化を産業革命前と比べて1.5度未満に抑えるというパリ協定の目標達成を極めて困難にしている。現在の排出速度が続けば、この1.5度目標を達成するために残された「カーボン・バジェット(排出許容枠)」は、わずか4年程度で尽きてしまうという計算だ。
チーム・マダガスカル · 15日 11月 2025
地球上から消えゆく愛らしいキツネザル:その命を救うたった一つの道
マダガスカル島。アフリカ大陸の東に浮かぶこの神秘的な島は、地球上のどこを探しても見つからない、キツネザルというユニークで愛らしい動物たちの唯一の故郷である。しかし、彼らは今、存続の危機に瀕している。島に生息する100種以上のキツネザルのうち、実に98パーセントが絶滅の危機にさらされているという厳しい現実があるのだ。

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