
佐野市内の小学校5年生4組の皆さんに、食品ロスのボランティア授業を行いました。
1クラス1時間の計4時間の講義で、理事長も授業のやり方をつかみ、後半はよりわかりやすい授業になりました。
担任の先生やボランティアの方々からも、とてもわかりやすくて勉強になりました。と言ってもらえました。
以前講義した、マダガスカルの復習から授業は始まりました。
食べられるものが食べられなくなって捨てる事が食品ロス。
電気もガスもないマダガスカルの小さな村では食品を保存できないため、食品ロスが多い。
日本での食品ロスは、食べきれなかったり賞味期限が切れたりした物が多く、両国の理由にはだいぶ差があります。
日本での食品ロスは毎日トラック1700台分になるそうです。現在、千葉では台風被害によって電気や水道が供給されていないので、食品ロスはもっと増えているでしょう。千葉の被害の大変さは子どもたちも知っていて、真剣に聞いていました。
日本では昔から干し芋、高野豆腐など、食品を乾燥させる事で食品を日持ちさせていました。乾燥させる事は、フードロスを減らす一つの手段になります。
エコロジーオンラインではマダガスカルでも太陽の光で食品を乾燥させて保存ができるようにお手伝いをしています。
フードバンクから頂いたお菓子を配り始めると教室は一気に盛り上がります。
「メッチャ美味しい!」「どこに売ってるんですか?」「捨てられるなんてもったいない!」
賞味期限が少ないからゴミになっちゃうんだよ。と話すと、マジマジと商品の裏面を見る。初めて商品パッケージの裏側を見た子も多かったようです。
食品ロスを減らすためには?
食べ残しをなるべくしない。買い過ぎない。
好き嫌いをしない。食べられるだけもらう。
食べられる量を作る。賞味期限は出来るだけ近いものを買う。
今日残したら次の日に食べる。買ったものは責任を持って食べる。
などなど、積極的な意見も出してくれた子どもたち。
お土産のもう一つの人気菓子とフードバンクのパンフレットを持って家庭で食品ロスについて語ってくれる事でしょう。
未来の日本を作るのは君たちです!
<参照リンク>
「食品ロス」を減らそう(消費者庁)
文 / エコロジーオンライン事務局

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