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わたらせグリーンカレッジ「持続可能な地域エネルギーと暮らしを目指して」 第2弾 木質バイオマス勉強会

近年、地球温暖化による影響で、佐野市や周辺地域で最高気温が更新され、ゲリラ豪雨、突風被害などが多発するようになりました。

佐野市ではそうした異常気象の原因とされる地球温暖化を防止するため、CO2の排出量を2013年比で30%削減することを目標にした「COOL CHOICE 30 SANO」を掲げました。

当法人も市の取り組みに賛同し、市民・企業向けのセミナーの企画・啓発等を行っています。

 

さらに地域分散型のエネルギー社会をつくるために、固定価格買取制度(FIT)が導入され、日本全国に環境にやさしい再生可能エネルギー施設が増えています。

その反面、開発重視の太陽光発電所や木質バイオマス発電の導入によって、大切に守られてきた森や里地里山が破壊されることも起きています。

 郷土の偉人、田中正造翁は「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。」という言葉を遺しています。日本が世界に誇る豊かな自然を、未来世代に健全な形で残すことが私たちの責務です。

前回はメガソーラーによる無駄な自然破壊を防ぐため、太陽光発電条例に関する勉強会を開催し、その後、市の条例が出来上がるまで進展いたしました。

今回は、森林面積が6割を占める佐野市における、地球温暖化や気候変動の実態とともに、木質バイオマスについて学び、佐野市の持続可能なエネルギーの未来について考える会を開催します。

 

<テーマ>

①全国の木質バイオマスの現状とバイオマス産業都市について

副題:地産地消と里山保全を目指した新規雇用を目指して

講師:一般社団法人日本有機資源協会 事務局長 嶋本 浩治 氏

②木質バイオマスをはじめとするバイオマス関連補助金のご紹介

③これからの佐野市を考えるバイオマスを活用した佐野市の未来

ファシリテーター:NPO法人ソーラーシティ・ジャパン 代表理事 吉田登志幸

開催日時:平成30年6月29日(金) 13:00~15:30

開催場所:佐野市役所1階 市民活動スペース

対象:一般市民、企業、団体等

定員:30名程度

資料代:無料

主催・共催:NPO法人エコロジーオンライン・NPO法人ソーラーシティ・ジャパン

後援・協力:佐野市環境ネットワーク会議

 

<申込・問い合わせ>

NPO法人エコロジーオンライン

〒327-0832  栃木県佐野市植上町1331-6

TEL:0283-23-9758 FAX:0283-27-7217

メール: Info@eco-online.org  担当:大和田

 

佐野市環境ミーティング2018.pdf
PDFファイル 1.3 MB

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