J-WAVE レディオ・サカモト。ここからは坂本さんに代わって、エコロジーオンラインの上岡裕がお届けします。
昨年夏、このレギュラーを始めてすぐに「にほんのうた」の実行委員会やワールドハピネスのみなさんと一緒に実施した熊本支援活動のご報告をしました。
太陽の力でステージができるソーラーパワートラックに、くまモンのフラッグを掲げ、熊本に小さな自然エネルギー機器と、八代亜紀さんやビューティフルハミングバードのみなさんの自然エネルギーライブを届けました。
その際に、くまモンがステージに参加してくれたのですが、このイベントに協力してくれた熊本のみなさんと一緒に「くまモンナノ発電所」というのをつくりました。アウトドアや、防災・減災に活用してもらえる小さな太陽光発電グッズですが、被災地支援から生まれた商品なので売り上げの一部を熊本や途上国支援に活用していこうと思っています。
里山エネルギーがJICAと実施するマダガスカル支援の方向性
そして途上国支援として考えているのがマダガスカルです。アフリカの東側にある国で日本の1.6倍の面積を持つ島ですが、この国では1日2ドル以下で暮らしをしている人が9割をしめる。気候変動も影響して貧困が広がっていると問題になっています。
この国の人たちは日本人以上にお米を食べるのですが、その料理のために薪や炭をつかいます。その薪や炭を調達するために貴重な森が切り開かれ、どんどん草地とか砂漠にかわっていきます。

ところが、その大切な森を切り倒してつくった薪や炭を使って、たき火のような状態で料理をしてしまう。その結果、無駄にエネルギーが使われる。これではますます森が減ってしまう。都市に暮らす貧しい人たちは、森林資源の減少で薪や炭が高くなって暮らしが圧迫される。マダガスカルでは、森林破壊もひどくなるし、貧困もひどくなるという負のスパイラルが生じているのです。
薪や炭を廃棄物から生まれた燃料に変え、燃料を効率的に燃やすことができれば、森も守り、貧困の解決につながるのではないか。そんな思いから、国際協力機構とともに調査事業を始めました。自分も3月の末にマダガスカルを訪問し、ゴミになるおがくずやもみ殻を固形燃料に変える事業と、それを効率的に燃やすロケットクッキングストーブの製造の可能性の調査をしてきます。
その状況を見ながら、このくまモンナノ発電所からの寄付とクラウドファンディングをあわせて、マダガスカルの支援のために活用したいと思っています。
<JICA筑波>
音楽と認知症に関する関係を探る旅が始まりました!
もう一つ、音楽と健康をつなぐ事業が始まりました。ミュージシャンのかの香織さんたちと実施する事業ですが、音楽を聴いたときに脳にどのような影響があるかを調べて、認知症の治療に活用する取り組みです。大気汚染をもたらすPM2.5などの粒子状物質が認知症の発症に深く関わっているということもわかってきまして、環境保護の延長線上に認知症のケアについても視野にいれて動き始めました。
実は、この活動は他人事ではなく、昨年末、母が認知症と診断されたことで、彼女の暮らしを見守るようになりました。そういう意味では、ぜひ手がけたい活動です。アメリカにはMusic & Memoryといって、キャロル・キングやエルビス・コステロなどのサポートを受けて、老人ホームに音楽を届ける活動もあります。そういうことも手がけられたらと思っています。
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