坂田昌子氏・橋本忠久氏ら専門家と取り組む「里山再生」の最前線 ネイチャーポジティブ実現に向けた企業パートナーを募集
NPO法人エコロジーオンライン(理事長:上岡裕)と里山エネルギー株式会社は、栃木県佐野市を拠点に展開する「里山コモンスクール」において、生物多様性の保全と持続可能なコミュニティづくりを加速させるため、新たに企業協賛会員の募集を開始いたします。
■「里山コモンスクール」設立の背景
本プロジェクトは、東日本大震災後の福島原発事故を機に大手電力会社を早期退職した田中浩唯氏が、故郷の荒廃した里山を再生するために立ち上げた活動です。「共生・共有・共感」を軸に、人と自然、人と人との関係性を再構築するためのプラットフォームとして運営されています。
■【事例紹介】生物多様性を再生する二つの実践的アプローチ
本スクールでは、日本を代表する専門家を講師に招き、科学的根拠と伝統的知恵を融合させたワークショップを開催しています。
1. 坂田昌子氏による「伝統的環境改善」:大地の呼吸を取り戻す
生物多様性の第一人者であり、環境NGO「虔十の会」代表の坂田昌子氏を迎え、水と空気の流れを整える「伝統的環境改善」を実践しています。
・内容: 石や枝葉を使って土中の通気性と透水性を改善し、植物や菌類のネットワークを再生させます。
・意義: 荒れた山を単に「手入れ」するのではなく、生態系そのものが自律的に回復する力を引き出します。
2. 橋本忠久氏による「葉脈の道づくり」:持続可能な森のインフラ
徳島県で環境省「自然共生サイト(OECM)」登録の「橋本山林」を経営する橋本忠久氏から、地形を壊さない道づくりを学びます。
・内容: 地形や水の流れを読み解き、自然の理にかなった作業道「葉脈の道」を構築。
・意義: 重機による環境負荷を最小限に抑え、100年先まで森を健やかに保ちながら活用できる、自伐型林業の理想的なモデルを導入しています。









