私たちが毎日の食卓で選ぶ「一皿」の食べ物が、遠く離れた地球上の動物たちの運命を左右している――ケンブリッジ大学の研究者たちが開発した新しいツールは、この厳しい現実を定量的に明らかにした。この研究は、食料生産が世界の3万種を超える陸生動物の絶滅リスクにどう影響しているかを測定し、私たちの食習慣が持つ生物多様性への影響の大きさを浮き彫りにしている。
ケンブリッジ大学の研究者らがコロンビアで実施した新しい研究により、土地利用の変化、特に森林伐採が生物多様性に与える悪影響が、これまで考えられていたよりもはるかに大きいことが明らかになった。この研究結果は、局所的な調査では生物多様性の損失が最大で60%も過小評価されている可能性を示唆している。
これまで、土地利用の変化が生態系に及ぼす影響を評価する研究は、比較的小規模で局所的な調査が中心であった。しかし、ケンブリッジ大学の植物生態学教授で、本研究の共著者であるデイビッド・エドワーズ氏は、このようなアプローチでは、自然に引き起こされているより大規模な被害を正確に捉えられていないと指摘する。