「丸の内キッズジャンボリー2012」で開け、好奇心のトビラ! 

 子どもたちがビジネス街・丸の内の主役に――。

 

 親子で楽しめる参加・体験型イベント「丸の内キッズジャンボリー2012」が8月14~16日に東京国際フォーラムで開催される。2007年よりスタートした同イベントは、回を重ねるごとにスケールを広げ、いまや、丸の内の夏の風物詩となっている。

 

 今年の見どころは、生物学者の福岡伸一さんが校長を務める、“学校では学べないことが学べる、どこにもない学校” 「TIFワンダーキャンパス」の開校。丸の内の街や森をさぐる丸の内探偵団、3日間かけて自分たちのカーニバルをつくるスタジオワンダー、不思議を学ぶ理科実験教室など、楽しく学ぶことのできる魅力的な授業が目白押しだ。

 

犬を診察してその生態を学ぶ「どうぶつのお医者さん体験!」
犬を診察してその生態を学ぶ「どうぶつのお医者さん体験!」

 もちろんエコに関するプログラムも盛りだくさん。自然エネルギーにまつわるクイズチャレンジや街の気温を下げる打ち水体験、ペットボトルを使った森の保水力実験など、自由研究にも使えそうなアイデアが会場のあちこちに転がっている。

 

 海洋生物学者のレイチェル・カーソンは、著書『センス・オブ・ワンダー』のなかで「人生にとって一番大切なものは、自然の神秘さや不思議さに目を見張る感性(センス・オブ・ワンダー)」だと語っている。子どもたちにとってこの3日間は、テレビやゲームでは決して得ることのできない、驚きや発見、そして好奇心に満ちたもの。まさにセンス・オブ・ワンダーを見つける体験になると言っていいだろう。

 

文/加藤 聡

 

丸の内キッズジャンボリー2012

http://www.t-i-forum.co.jp/kids/

 

«一つ前のページへ戻る