がんばろう東北!天ぷらバスチーム「まけるまい」松島マラソンツアー

がんばろう東北!天ぷらバスチーム「まけるまい」松島マラソンツアー


東松島や新庄の方と一緒に植えて、収穫した「まけるまい」を松島マラソンへ届けます!大会参加者はもちろん、ボランティア参加も歓迎!

 

■日程

2012年10月6日(土)~7日(日)

 

■場所

宮城県松島町

大震災1年後、被災地宮城の皆さんと一緒に、山形県新庄市でまぼろしの米「さわのはな」の田植えが行われました。山形、宮城の皆さんに関東からのボランティアの皆さんも加わって植えた苗がすくすく育ち、9月に収穫できるまでになりました。

 

そんな繋がりを経て、「まけるまい」と名づけられたお米が、山形の農家の人々によって松島マラソン会場に届けられます。

 

そして、おむすびとして味わっていただいたり、お土産として紹介(販売)できることになりました。関東からの参加者はランナーとしてだけではなく、「まけるまい」の紹介、販売のボランティアさんも含まれます。

 

移動手段におまけがあります。東京の廃食油を回収し、リサイクルしたバイオ燃料BDFを100%使用した「天ぷらバス」が新宿から出発し、かまぼこ生産でできたバイオ燃料を塩釜で給油して帰路につきます。地産地消の再生可能エネルギーを使い、カーボンオフセットして地球環境保全にも役立つエコツアーになっています。

 

● さわのはな

粒が小さめでかわいらしい色味の米。

白くないため市場には出回らず元々は農家さんたちが自分たちのためにつくってきたお米。

「さわのはな」は在来種。土地の気候風土にどのように適していくか、しっかりとDNAに組み込まれています。農薬もいらず、冷害などにも強いと言われます。

もちもちで噛めば噛むほど甘いその味に魅了されたファンは数知れず!

都内各所のオーガニックカフェでも定番のメニューとなっています。

 

●「まけるまい」とは?

2011年3月11日以降、山形新庄の農家さんたち始め有志で宮城県仙台地区へのボランティアを行ってきました。

昨年、被災された農家さんたちの「田植えがしたい」という一言に応え、山形新庄の高橋保廣さんの空いている田んぼを貸し、田植えを実施。そこで収穫できたお米を「まけるまい」と名付けました。

収益金は、1/3を被災者の皆さんへ、1/3を災害ボランティアの資金へ、1/3を地方での「被災者の話を語り継ぐ」会開催の資金とされています。

 

● 新庄水田トラスト運動

「さわのはな」を始めとする、種や種が育つ風土を守りたいと強く願う消費者と農家が結びついて展開される運動です。

高度成長期時代の流れとともに、人々の米離れや安価なものが求められ、ついには遺伝子組み替え問題が浮上。農村の若者もどんどん都市へ流れるようになりました。

厳しい状況の中、試行錯誤を重ねながら、転換点を持つために、希望の光として復活したのが「さわのはな」です。そして、農家と都市の人たちのネットワークづくりを呼びかけるため、1995年に「ネットワーク農縁」が結成され、「新庄水田トラスト運動」が開始されました。

 

●「天ぷらバス」とは?

廃食油をリサイクルした燃料『BDF』100%で走る観光バス。植物由来の燃料なのでカーボンニュートラル。CO2の排出ゼロのとってもエコなバスツアーになります。

 

詳しくはリボーン<エコツーリズムネットワーク>まで。

 

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