超小型モビリティを活用したカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」がスタート

この取り組みで使われる「日産ニューモビリティコンセプト」
この取り組みで使われる「日産ニューモビリティコンセプト」

 さまざまな人と共同で自動車を利用するカーシェアリングは、必要なときだけ自動車を利用するという考え方で使う人が多いため、エコロジーな交通手段といわれている。共同利用する自動車が電気自動車などのエコカーなら、ますます環境に与える影響が小さい。

 

 今年の秋、横浜市と日産自動車が協力しあい、横浜市内で超小型電気自動車を使った日本初のワンウェイ型カーシェアリング、「チョイモビ ヨコハマ」をスタートさせた。ワンウェイとは、自動車を借用したステーションに戻さなくてもよい方法のことだ。つまり、行き先にもっとも近いステーションに返せばいいので、とても便利に使える。

 

 この取り組みで使われる超小型電気自動車は2人乗りだが、最高速度は約80km/hで、約100kmを走り続けることができるため、ちょっとした用事に使うには十分な性能といえる。

 

 1年限りの実験として行われているが、横浜市に訪れた人や、お年寄り、子育て世代を含む住民などが簡単に利用できることから注目を集めている。当初は30台でスタートし、その後100台まで増やす予定があるという。みんなも横浜に行けば走る姿を見られるかもしれない。

 

文/岩間敏彦

 

チョイモビ ヨコハマ

http://choi-mobi.com

 

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