今年もお米作りが始まりました。EOL里山部も始まります。

来週から始まる荒起こし作業に向けて、田んぼにたまった水を抜く作業。溝を作って、脇の水路に流します。
来週から始まる荒起こし作業に向けて、田んぼにたまった水を抜く作業。溝を作って、脇の水路に流します。

あけましておめでとうございます。

皆様、今年もよろしくお願いいたします。

 

えっ?2月に入ったのに新年の挨拶?

そうなんです。旧暦によると1月31日は元日。

気持ちも新たに、一年のスタートです。

 

季節とともに作業を行う農業には、

この旧暦や、二十四節季がぴったり。

私が週末ボランティアで参加している近所の谷戸田でも、

2月1日、今年のお米作りが始まりました。

来週から本格的に始まる荒起こし作業に向けて、田んぼの水を抜いたり、田んぼ脇の水路にたまった枯葉を取り除いたり。昨年は、約3,800m2の作付面積から1トンを超える収穫量がありました。今年はもっと上を狙おうと、みんなで意気込んでいます。がんばらないと。

私が田植え作業をしているのは、横浜市に残る里山の一角にある谷戸田です。

里山には、お米や野菜、しいたけなどの作物を育むほか、いろいろな役割がありますね。

そんな役割を楽しみながら里山を保全していこうという動きが各地で広がっています。

 

実は昨年、エコロジーオンラインでも里山部を発足しました。

 

栃木県佐野市の里山で、ボランタリーではない仕組みで活動をしながら、

里山を保全していこうというもの。

少し先ですが、4月12日には「里山の未来を考えるワークショップ」を開きます。

里山が存在する意味、それを守る大切さや楽しさについて考える会になりそうです。

※詳しくは、開催日が近づいたら、里山部部長よりご案内します。

 

http://satoyamaclub.jimdo.com/

 

そして、同じく4月の26日。日吉にある慶應義塾大学(変更の可能性あり)に首都圏の里山・谷戸田で活動するグループが大集合して、今後の里山のあり方を考えるサミットを開催します。

主賓は『里山資本主義』の著者、藻谷浩介さんです。

 

エコロジーオンライン里山部と編集部も実行委員会とメディア協賛に名を連ねていますが、実行委員会には相当数の里山・谷戸田関連団体が参加の予定。たくさんの団体がネットワーク化することで、新たな里山のステージが始まりそうな予感です。

 

衣食住。

すべてにおいて「作る」現場から遠い暮らしをしている私たちにとって里山は、原点を見つめなおすことのできる場所でもあります。大切に守っていきたいですね。

 

さてさて。来週はいよいよ荒起こし。

チカラ作業なので、しっかり食べて体力をつけておかないと!

 

 

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