住民のほとんどが完全オフグリッドで暮らすという秘密の島 ラスクエティ

近くにできる石油の積出港に反対するラスクエティの住民たち 350.org / CC BY-NC-SA 2.0
近くにできる石油の積出港に反対するラスクエティの住民たち 350.org / CC BY-NC-SA 2.0

ラスクエティはバンクーバーとバンクーバーアイランドの間に位置する小さな島で主流となる北米文化やカナダ自体から誇り高く独立したオフグリッドコミュニティとして知られている。


この短いドキュメンタリー映像では、カナダのニュース番組の16x9のジャーナリストが現地に赴き、ラスクエティの住民を知ることで、この忘れられた様な土地に暮らす素晴らしい生命を知ることができる。

ほんの少しの産業や経済は存在するものの、ほとんどの住民はシンプルな暮らしをしており、必要やものは島の中で賄えるため、そこに二酸化炭素の排出は無い(現金でのやり取りも少ない)


2011年の調査では426名が暮らしており、島ではバーやカフェなどの社会性もみられる。


ラスクエティにはフリーストアもあり、そこは現金でのやり取りはなく物を置いてきたりもらうこともできる。


バンクーバーからボートでほんの1時間の距離でありながら、ラスクティには観光業が参入しておらず、大きく成長を狙う経済やいかなる産業も入り込まないが、そこに住む彼らは永遠とも言えるような時間の感覚や地域性、そして独立した自由を楽しんでいるという。


<参考記事>

Lasqueti Island

Just One Hour From Vancouver There Is A Secret Island Where Everyone Lives Completely Off-grid

翻訳・文 / 柳澤 円 

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