
4月22日はアースデイ。
地球環境について考える日として世界に定着したこの日、ニューヨークの国連本部に世界の首脳たちが集まり、パリ協定に調印することになった。
パリ協定は国連に加盟する55か国、もしくは温室効果ガスの排出の55%を超える国々の署名によって発効する。
BBCが伝えたところによれば、様々な分野で角を突き合わせるアメリカと中国が、この日にパリ協定に署名することを共同で発表。アースデイのタイミングでの発効の流れを確実なものにした。
米中両国の温室効果ガスの排出量をあわせると地球全体の40%。あと15%ほど上乗せができれば発効ということになる。潘基文国連事務総長によれば、120の国々の参加が見込まれ、アースデイでの発効は確実だと言えるだろう。
ここにきて気候変動の国際交渉のスピードが増してきたことは間違いない。裏を返せばそれだけ危機は迫っているということなのかもしれない。
<参照リンク>
Paris Climate Treaty: 'Significant step' as US and
China agree to sign
翻訳 / 文:ソーシャルエコロジー研究所
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