
5月、我が国で合法木材の利用を促進する法案が成立した。この法案では、それぞれの国の法令に適合して伐採された木材、家具や紙などの木材加工品を利用することを事業者の責務とし、「登録木材関連事業者」に登録した事業者を国が支援する流れをつくった。
こうして我が国も途上国における森林破壊に対する取り組みの第一歩スタートすることになった。
ただし世界では、我が国以上に森林破壊の問題に積極的な国がある。それがノルウェーだ。途上国では違法に伐採された熱帯林から生まれるものは木材だけではない。パームオイル、大豆、牛肉などのために熱帯林が破壊され、そこで生産された商品が世界に流通する。なんとノルウェイ議会はそうした商品を調達しないことを約束した。それとともに世界の森林保護のプロジェクトに資金提供し、森づくりに関わる人の人権擁護にも乗り出すという。
いくら国内で省エネの取り組みを進め、再生可能エネルギーを積極的に導入しても、日々購入する商品によって世界の熱帯林を破壊していたら、気候変動は止まることはない。ノルウェイのような最先端の取り組みを理想の形とし、日本ではまず合法木材を活用する企業を増やし、熱帯林の破壊に歯止めをかける流れに期待したい。
<参照リンク>
Norway becomes first country in the world to commit to
zero deforestation
翻訳・文 / ソーシャルエコロジー研究所
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