10月27日・28日、石川県珠洲市で「第19回全国風サミット in 珠洲」、29日に一青窈さんをメインとした「風の音楽祭」が開催されました。
「新エネ百選」に選定されている珠洲市は「自然と共生する珠洲市」を目指し、風力や太陽光発電などの自然エネルギーの推進、バイオマス資源の循環利用、生物多様性の保全などに取り組んでいます。今回のイベントは再生可能エネルギーのさらなる普及・啓発を目的として開催されたものです。
会場となった「ラポルトすず」は、日本海に面した広い公園のような会場です。
29日の朝は、あいにくの雨模様でしたが、一青窈さんのコンサートが始まる前には素晴らしい青空になり、「風の音楽祭」に相応しく、日本海からの爽やかな風を感じることができました。
ロビーコンサートの2組のアーティストのライブが終わり、ホール内では一青窈さんの「かざぐるま」や、BOOMの「風になりたい」などのビデオが上映され、会場の雰囲気を盛り上げます。
そして、いよいよ一青窈さんのライブ。
「もらい泣き」から始まって、北陸新幹線開通を記念して一青窈さんがつくった「千本椿」、「かざぐるま」。
風の音楽祭ということで、はっぴいえんどの「風をあつめて」のカバーまで歌っていただきました。
歌唱力はもちろん素晴らしいのですが、一青窈さんの、歌を自然体で演じる舞台女優のようなやわらかな動きにも感動しました。
ライブが終わり、外に出ると青い空と青い海。
車で帰る途中には、たくさんの風力発電の風車がゆったりと回り、私たちを見送ってくれました。
贅沢な時間を奥能登の風と共に過ごすことができました。
今回の風サミットを記念して、エコロジーオンラインが作成のご協力をしたCD『Music go! green 風の国から』も、ご好評をいただきました。ありがとうございました。
レポート / エコロジーオンライン編集部
コメントをお書きください