<アースタロット>歌のチカラ

CC BY-NC 2.0 by William Chew
CC BY-NC 2.0 by William Chew

3Dで描かれた絵を見ようとした時、

どんなに頑張っても立体で見えないのに、

鼻歌を歌うと

見えなかったはずの絵が

突然くっきりと

浮き上がってくることを発見しました。

 

歌には何か不思議な秘密があるのかもしれない、

と感じたことを覚えています。

 

マクロビオティックを広めた久司道夫先生も

1日1回歌を歌いなさいとおっしゃっていたそうです。

 

エコロジーオンラインでも、

『パーソナル・ソング』という

素晴らしいドキュメンタリー映画を

おすすめしていることですし、

今回は、歌についてタロットに聞いてみましょう。

 

CC BY-NC-ND 2.0 by yen lung chen
CC BY-NC-ND 2.0 by yen lung chen

 

 

人間にとって「歌」は、

実態のない、まあ、夢のようなものとして

認識されているかもしれません。

幻想の世界のような。

 

しかし、歌というものは

実際、人間にかなり強く作用することができるのだそうです。

 

 

まず、

人のエネルギーを地球に

しっかりとつなぐ

グラウンディングの力。

 

 

そして、それにより、

我々は怖いものがないような

解放された気持ちになり、

グッと心を開くことができるのだそうです。

 

なぜ歌を歌うだけで、地球とエネルギーが繋がるなんてことができるのか?

 

聞いてみましたが、

 

ただそういうことになっている、とのことで、

そこらへんは人間が知る必要はないようです。

 

 

「歌を歌うのではなく、聴くだけでも同じ作用が?」

と聞いてみたところ、

それだと参加していることにならないのか、

やや孤立感のようなものが漂い、

波動は上がるが

自分で歌う時ほどには心は開かないとのこと。

 

地球へのグラウンディング具合もやや弱く、

ポジティブな感じはあるけれども、

何も怖くない、怖がる必要はない、

という解放まではたどりつかないようです。

 

グラウンディング(地球と結びつく)が

しっかりと行われると、

すべてが自分の味方のように思えて心が開く、、、

 

ならば歌は、聴くだけではなく一緒に歌うべきでしょう。

世界の全てが自分の味方になるのなら。

 

それは、恐ろしいと思われているこの重たい現実を

軽~く軽く、そして楽しく生きていくことのできる

武器にさえなると思われます。

 

 

 

個人的なことで恐縮ですが、

私は以前、かなり本気で詩を書いていたことがあります。

どれだけ純粋な言葉で書くことができるか?!

を追求しようとしていました。

 

しかし、頭の中に色々なことがあるときは、

どんなに純粋な世界を開こうとしても、

グダグダとありふれた言葉で澱んでいる

薄汚い場所を這い回るだけ。

 

そんな時に、試しに爆音で

プライマルスクリームを聞いてみたところ、

突如、重たい雲を突き抜けるように

純粋な言葉をつかむことができました。

 

あれは一体なんだったの?

 

 

タロットで聞いてみますと、

 

歌は、人間を下界から引き離すことができるそうです。

下界というのは、

色々なルールに縛られていると

人間が信じているこの世の中、

ということです。

 

それを信じ込んでシールのようにべったりと

下界にくっついている我々の心を

ひっぱり剥がしてくれるのだそう。

とても簡単に。

あまりにも簡単にそれをやってくれるものだから、

我々は歌というものを

ちょっとナメているところがあるのかもしれないですね。

 

 

 

歌は祈りにも近いんじゃないですか?

 

と、思いついて聞いてみました。

 

祈りというよりは、

人間が歌を歌えば、それはなぜか

「み~んなみんな仲間だよ!愛してるよ!」という

パラダイス表明をすることになるのだそうです。

 

「地球と自分、そしてあらゆるものはひとつなんだね!」

というラヴな想い(波動?)が地球へと伝わって、

地球からも愛が返ってきます。

 

それは一過性の恋愛ではなく、

永久不滅的な愛の交歓のようなもの。

 

だから地球は人間にもっと好きなように

歌を歌ってほしいようです。

 

日本語や何かの言語じゃなくてもよくて、

楽しいパラダイス表明ができるなら

意味不明な言葉を発してもいいくらい、

大胆に、自由に。

 

 

そして悲しい時やつらい時も、

ぜひ歌ったらいいそうですよ。

 

心を広げて全てを受け入れることができるから。

そうしたら、

実は悲しいことなんてなかったとわかるから。

 

なぜなら、我々は

地球や宇宙に完全に守られた存在なので

傷つくことなど起こりようがないそうなのです。

 

傷ついたというのは、

私たちの勝手な認識においてだけ。

 

 

そうして歌を歌って

地球といつでもつながっていたら、

我々は赤ちゃんのように

安心することができるそうです。

 

 

 

映画『パーソナル・ソング』では、

認知症を患った男性が音楽を聴いて

過去の記憶を取り戻し、こう語っていました。

 

「(歌は)愛を感じさせてくれる。

 

世界には音楽が必要なんだ。

 

美しい音楽を聴いて歌う。

 

たくさんの愛と夢を感じる。

 

神が私を祝福してくれたんだ」

(映画『パーソナル・ソング』より引用)

と。

 

神というのものがほんとうに存在するなら、、

 

歌を歌うことで

なぜ人間が地球に

愛を送ることができる状態になれるかといえば、

 

歌うその瞬間に、

私たちは神からの愛を感じているから、

なのかもしれません。

 

R(あーる)

…人間のエネルギーを Tarot カードに降ろして、魂からの原始的な情報を伝える仕事をしています。渋谷Angel Stone(現在は休み中)、多摩センター、電話、Skype、クラブイベントなどにて。電話&Skypeセッションは、毎日当日予約のみ受け付け中。大好評血液型別タロットリーディングもblogにて月1更新していますのでよかったらチェックしてみてくださいね⇨ 【Primitive Code】

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