
米国のジョン・ケリー気候変動担当大統領特使は11月10日、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で中国との気候変動対策に関する共同宣言外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した。ジョー・バイデン大統領は11月2日、COP26を欠席した習近平国家主席に対して「欠席は大きな間違いだ」「中国は(各国に対する)影響力を失った」と批判したため、協調が見られていた気候変動対策でも両国間の緊張が高まっていた。15日にオンラインでの開催が発表された米中首脳会談でも、気候変動対策は議題の1つになるとみられる。
米ニューヨーク市で、気候変動により黒人やヒスパニック系など人種的少数派が多く暮らす地域が特に深刻な影響を受けているとして、改善を求めるデモが広がっている。同市では、9月の記録的豪雨の死者が低い土地の住民に集中したことも問題となった。デモの参加者らは政治や経済界が環境格差を放置していると主張し、低所得地域などへの集中的な投資を求めている。
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