NPO法人エコロジーオンラインはこのたび、「失語症支援」と「当事者による価値創出」を軸とした新たな社会参加促進プロジェクトを始動いたします。
これまで、環境啓発と地域をオンラインで結びつける活動の先駆者として実績を築いてきた上岡理事長は、この経験と視点を、言葉による困難を抱える方々の「語る力」「創る力」の発揮に向けて応用します。
この取り組みは、SDGsに掲げられた「誰ひとり取り残さない社会」の実現にも深く関わるものであり、デジタル・自然・当事者性という3つの軸を融合させる革新的な試みです。
<理事長の上岡裕より>
2024年春、感染性心内膜炎により入院し、心臓手術を受けました。その影響で脳卒中の後遺症が残り、現在は失語症と向き合いながら生活しています。言葉で伝えることを仕事にしてきた自分にとって、この変化は大きな試練でした。同時に、話すことに困難を抱える多くの人の思いや苦しみに共感できるようになり、「インクルーシブ(誰一人取り残さない)」な社会づくりの重要性を強く感じています。姉の上岡陽江が東京大学と手がける「当事者研究」との連携を深めながら、多様な立場の人々と共に、より広い意味でのSDGsを実践していきたいと思っています。









