【マダガスカル緊急支援】感染予防物資の調達・製作が進んでいます!

5月10日にこのクラウドファンディングを開始してから、約50名の方々にご支援いただき、29日午前中の時点で目標額の65.5%を達成しています。

改めて、皆様からの応援に、お礼を申し上げます。Misaotra tompoko(マダガスカル語で、「ありがとうございます」の意味)。

各地での活動の進捗

・アンバンジャ

既に一部の学校と教会でマスク等の配布を開始し、現地から感謝のメッセージが届いています。追加で手洗い用石鹸と蛇口付きプラ容器の発注を済ませ、到着次第、さらに現地で配布を行います。

 

【参考記事】

Covid-19 途上国での対策が急務!マダガスカル地方都市の公共市場をライブレポート!

- 【マダガスカル緊急支援】マスクと石鹸の配布が始まりました!

- 【マダガスカル緊急支援】アンバンジャの教会でマスクを配布しました。

 

・アロチャマングル県

マスク、手洗い石鹸の発注を完了し、6月1日にアロチャマングル県に納品予定です。蛇口付きプラ容器は、現地で入手可能な材料を組み合わせてDIYで製作中です。6月2日から啓発活動と物資の配布を開始する予定です。

 

・アンジャマンギーラナ

現地活動を担うマダガスカルアイアイファンド(MAF)のクロディーヌ氏に活動資金の送金を終え、現地活動の準備を進めています。マスクは同地域の女性団体に製作してもらう計画としています。詳細は追って報告します。

 

・イタシ、ブングラバ

現地活動を担うエコロジーオンラインマダガスカル支所/Madagascar Miraiに活動資金の送金を終え、彼らが現地活動の準備を進めています。詳細は追って報告します。

 

皆様からいただいた資金を効率的に使う工夫

皆様から頂いた資金を、できるだけ効率的に現地活動に生かすために行っている、いくつかの工夫をご紹介します。


現地で入手可能な材料を使ったDIYで蛇口付きプラ容器を製作

手先が器用なオノラさん
手先が器用なオノラさん

COVID-19感染防止物資の一つとして蛇口付きのプラ容器の配布を予定しています。


既製品は地方都市では入手しづらく、首都などの大都市で買って地方都市まで輸送すると、輸送費用などが嵩みます。そこで、我々は地方都市で入手可能な材料を組み合わせてDIYで製作することで、余計なコストをかけずに、より多くのプラ容器を住民に提供できるように工夫しています。


それを担うのは、アロチャマングル県の活動を担うリーダーの1人で、白石の環境事業での元同僚のオノラさん。彼は手先が非常に器用で、前の事業の時にも、ロケットストーブのテスト機の製作を担うなど、活躍してくれました。今回のプロジェクトでもその力を存分に発揮し、急ピッチで製作を進めてくれています。 

 

 

 

現地の女性グループが製作するマスクを購入して、地域に配布する

前回の報告に登場したクロディーヌさんの発案で、アンジャマンギーラナ地区では、地域の女性団体にマスクを製作してもらい、それを購入して地域の住民に配布する計画を立てています。こうする事で、感染予防物資を住民に届けるとともに、地域にお金が落ちることになるので、少しでもCOVID-19の経済的な影響の緩和になればと思っています。

最新のCOVID-19感染拡大状況

出典:L’Express de Madagascar
出典:L’Express de Madagascar

3月末、首都アンタナナリボや第2の都市のトアマシナ(タマタブ)などの大都市は都市封鎖(ロックダウン)され、市民へのマスク着用が義務、公共交通の禁止や社会的に必須な職種以外の店舗の休業が義務化されました。しかし、おおらかな国民性のマダガスカルですので、規制が十分に機能しないことが容易に想定され、当初より「時間差で地方都市に感染が拡大する可能性」を懸念していました。まさに今、それが現実のものとなってしまっています。

 

一時期、大統領令によるかなり厳しい外出制限措置や移動制限措置により、下火になったかに見えたマダガスカルにおけるCOVID-19感染ですが、最近はトアマシナ(タマタブ)の町を中心に連日多くの感染者が報告されていると共に、中央高地や南部~南西部の都市での感染者発生も報告され、マダガスカル全体に拡大しています。マダガスカルは6月に入ると乾季が本格化すると共に、特に中央高地は気温が下がってくるので、COVID-19の感染拡大が起きやすい気候条件になってしまいます。まさに、爆発的感染に移行するのかどうか、瀬戸際の状況が続いているといえそうです。

 

マダガスカルにおけるCOVID-19の累積感染者数は、5月19日時点の371人から5月28日時点で656人へと、わずか9日間で1.76倍に急増しました(500人が治療中、これまでに154人が回復、死者は2名)。


引き続き、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

文/白石 拓也

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