
メキシコで6月2日に行われた大統領選挙の開票でトップ当選を果たした女性候補者クラウディア・シェインバウム氏が話題になっている。
現在のメキシコ大統領アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールを擁する与党からトップ当選した彼女は、メキシコ市長だった頃から市内の公共バスの電動化や、卸売市場の屋根に巨大なソーラーパネルを設置したりと気候科学者ならではの視点から政策を打ち出していた。
彼女が大統領候補に選出されてからバイデン大統領他、国内外から多くの賛辞が寄せられた。
「200年ものあいだ男性が統治してきたあとに、女性に大統領職を引き渡すことにどれだけの意味があるか想像してみてほしい」とは現在のメキシコ大統領ロペス・オブラドール氏の弁。
エネルギー工学の博士号を持っている彼女は国連の報告書も作成し、世界に向けて化石燃料を使うことへの警告を発してきた。そのため、彼女が大統領になることでメキシコが化石燃料への依存を脱し、クリーンエネルギーへの道を歩みだすのではないかと期待する声も多い。
しかし、それにはハードルがある。メキシコは世界第11位の石油産出国であり、国内最大の企業は現在多大な負債を抱えている国営石油企業PEMEXだ。それゆえクリーンエネルギー化はPEMEXの負債を余計に増やし自らの首を絞めかねない行為なのだ。そのため彼女は多大な負債を抱えているPEMEXを完全に国家管理下に置き、石油生産量を維持しながらクリーンエネルギーに不可欠なリチウムを生産すると述べている。
史上初の女性大統領という華々しい登場の影でシェインバウム氏は化石燃料かクリーンエネルギーか非常に難しい選択を迫られることになるかもしれない。
彼女の大統領就任は10月1日になる予定。
※この記事は一部AIを使用しています。
<参照リンク>
Claudia Sheinbaum projected to be Mexico's first woman president
Can Mexico's Sheinbaum, a climate scientist, shake Lopez Obrador's oil legacy?
A Climate Scientist Is Voted President of an Oil Country. Now What?
翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部(一部AIを使用)
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