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【リリース】マダガスカルでバイオガスの国際シンポジウムを開催

現金収入のために育てられる家畜の糞は貴重なエネルギー源だ。
現金収入のために育てられる家畜の糞は貴重なエネルギー源だ。

エコロジーオンラインの『里山エネルギープロジェクト』では、11月9日から19日にかけて、アフリカ東端に位置するマダガスカル共和国を訪れ、家畜の糞尿をエネルギーに変えるバイオガスエネルギーの国際シンポジウムを開催します。

当法人は『チーム・マダガスカル』と題する活動で森林破壊に苦しむ同国を3度にわたって訪問。現地の小学校と提携して子どもや近隣住民に小さな自然エネルギーを学んでもらう『里山エネルギースクール』の開校を準備してきました。

その活動の中、マダガスカルから日本に留学し、帯広畜産大学でバイオガスエネルギーを研究しているフェトラ・ジュール博士と出会いました。彼は帯広畜産大学でバイオガスエネルギーを学び、博士となりました。彼から同国でのバイオガスの可能性を教示され、トヨタ自動車の支援も得て、今回の国際シンポジウムの開催に至りました。

マダガスカルにバイオガスのモデルプラントを設置

今回の国際シンポジウムをリードするのはチェンマイ大学のサッチョン教授です。母国のタイを中心に東南アジア全般でバイオガスを手がけています。

フェトラ博士の紹介で当法人もチェンマイを訪問。小規模農家にバイオガス施設を設置するサッチョン教授の活動を見学させていただき、バイオガスを燃やすことでエネルギーを得ている人たちと会うことができました。

今回のシンポジウムでは、バイオガスの持つ可能性を伝えてもらうとともに、実際にバイオガスのモデルプラントづくりのワークショップも実践していただきます。

里山バイオガスで世界をつなごう!

マダガスカルでは着々とモデルプラントづくりの準備が進んでいます。

現地に新NGO「マダガスカルみらい」が誕生!

フェトラ博士とサッチョン教授の講演を柱に実施する国際シンポジウムですが、エコロジーオンラインの『里山エネルギープロジェクト』の取り組みや、新しく誕生したNGO「マダガスカルみらい」を紹介する会ともなります。

NGO「マダガスカルみらい」は、日本との縁が深いマダガスカル人の方々を中心に立ち上がった団体で、エコロジーオンラインとも連携しながら、里山エネルギーの普及や植林などの事業を手がけていきます。

「みらい」は「皆で協力して行う」「融和」などの意味があるマダガスカルの言葉。日本とマダガスカルで協力し合って、森林破壊に苦しむ人たちの支えとなれるよう、エコロジーオンラインも協力していこうと思います。

 

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