東芝、ルーヴル美術館にLED照明器具4500台を提供

 現在、館内の照明を高効率のLED照明へと置き換える「照明改修プロジェクト」を進めているフランスのルーヴル美術館。この取り組みに賛同した東芝は、同美術館へのLED照明器具の提供および照明改修の工事費用の支援を行うパートナーシップ契約を締結した。

 ルーヴル美術館は、1793年に開館されたパリのフランス国立博物館。年間の来館者数は850万人を誇り、ヨーロッパで最も古い美術館の一つである。世界的に著名な美術館への照明提供を通じて、照明事業のブランド認知拡大を図ろうとする東芝。一方、ルーヴル美術館側は、優美なライトアップと大きな省エネを実現する東芝のLED照明技術を高く評価したことから、両者のパートナーシップの実現となった。

 

 回収プロジェクトでLED照明への交換が行われるのは、ナポレオン広場、ピラミッド、ピラミディオンおよびクール・カレ(方形の中庭)で、その数約4500台。今回のケースでは、屋外用の照明が中心となったが、LED照明は紫外線を含まないため、展示物への照明に向いている。ルーヴル美術館のLED照明への切り替えが契機となり、世界中の美術館・博物館でのLED照明の使用が一気に広まる可能性も高い。

 

 同社は今年3月、120年間にわたり続けてきた一般白熱電球の製造を中止した。今後はLED照明を新たな注力事業として位置付け、2015年度に全世界での売上高3500億円を目指すという。

 

文:加藤 聡

サイト

東芝

URL: http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm

 

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