ぜひ行ってみたい!足利工業大学の自然エネルギー利用総合セミナー

 風力発電の権威、牛山泉先生が学長を務める足利工業大学は、自然エネルギー・環境学系という全国でもここにしかない学部を持つ。7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入で地域活性化の切り札として、一気に火がついた感のあるこの分野だが、太陽光発電工事などからのクレームが数多く報告されるなど、持続的に発展させるための人材育成や社会システムづくりは追いついてはいない。そういう意味でこれから特に注目される学部だと言えるだろう。

 その足利工業大学の総合研究センターで、平成25年1月22・23日にわたって、自然エネルギー利用総合セミナーが開催される。足利工業大学のホームページを見てみると次のような紹介がされている。

 

「近年、エネルギー資源が少ない日本で、新たなエネルギーとして注目されているのが、太陽光、風力、バイオマス、地熱および水力など自然の力を利用した再生可能エネルギーであり、この再生可能エネルギーの普及・拡大を目的として、平成24年7月から「再生可能エネルギー電気の固定価格買取制度」がスタートすることになりました。また、さらなる導入促進のために、関係省庁のもと、導入推進のための政策の策定や、実証試験などが計画され、実用化に向けて準備が進められております。このような状況下で、再生可能エネルギーの健全な普及のため、最新技術や政策等および事前評価手法など幅広い情報の入手が求められております。そこで当センターでは、NEDO、NEF、JWPA、JSES、JWEAなどの関連団体の後援(予定)を得て、自然エネルギーに関するセミナーを開催することとなりました」(中條祐一センター長の言葉から抜粋)


 当日のスケジュールに紹介された顔ぶれを見ただけでも、2013年の再生可能エネルギーの方向性を占うものになることは間違いない。再生可能エネルギーの普及、導入を手がけるNPO、企業、行政、市民のみなさんには、ぜひ参加して欲しい内容だ。

 

詳細はこちらをどうぞ↓

足利工業大学

第9回 自然エネルギー利用総合セミナー

 

«一つ前のページへ戻る