日本人の主食である米。この米からできるプラスチック素材があるのをご存じだろうか。バイオマスレジンホールディングスが手がける、「ライスレジン」と「ネオリザ」だ。環境に優しいプラスチック素材として今、飲食、文具、玩具、繊維、そして農業など、さまざまな業界から熱い注目を浴びている。この12月には中国の国営大手鉄鋼会社とも提携し、アジアに進出する。この「お米由来のプラスチック」は、単に環境に優しい素材というだけではない。日本が抱える、いくつもの「米の課題」の解決に一役も二役も買っているのだ。15年以上前から「この素材でいこう」と決めて起業した、同社CEOの神谷雄仁さんにお話をうかがった。

電気の供給をめぐり、中国、中部、九州の3大手電力会社が互いに顧客獲得を制限するカルテルを関西電力と結んでいた疑いが強まっています。

この問題をどう読み解けばいいのでしょうか。電力自由化の議論に長く関わってきた高橋洋・都留文科大学教授（エネルギー政策）に聞きました。

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