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2017年

8月

01日

地球温暖化で賢くなった!? 自ら水を大切にし始めた植物たち

Ram Yoga / CC BY-NC 2.0
Ram Yoga / CC BY-NC 2.0

陸上の植物は30年前より17%多く大気中の二酸化炭素を吸収している。そんな研究が24日に発表された。

もう一つ驚いたことに彼らは水の使用を増やさずにその変化を遂げていた。地球温暖化は世界中の植物たちに水を賢く使いながら成長するような変化を生み出していたのだ。

 

 

二酸化炭素濃度の高い環境のなかで植物たちはより多くの二酸化炭素を吸収する。その結果、地上生物圏がこの30年で二酸化炭素を17%多く吸収することになった。

一般的に植物が二酸化炭素を吸収し、枝や葉、根などをつくる場合には水分が必要となる。二酸化炭素をたくさん吸収すれば水分が多く必要とされるのは当然だ。ところが多くの植物が水分の少ない環で生きぬくために見事な適応能力を発揮し始めた。そのため、水分の消費を抑えながら効率的に二酸化炭素を吸収することにつながった。

植物たちが吸収する二酸化炭素は地球全体の1/3だと言われる。地球温暖化を止めるにはこの機能を十分に発揮させたい。だが、それに見合う水分が必要となる。限りある水分有効に活用するためにも植物の適応はかなりのグッドニュースだと言えるだろう。

だが、自然環境の違いによってその効果は大きく変わってくる。場所によっては植物が力を発揮できない場合もあるという。やはり、植物ばかりに頼ってはいられない。私たち人間が彼らに負けずに進化し、二酸化炭素を減らすことが不可欠なのだ。

<参照リンク>
Rising carbon dioxide is making the world’s plants more water-wise

翻訳・文 / ライツフォーグリーン

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