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気候変動の被害者たち(19)サンタの危機! 温暖化でやせ細る北極のトナカイたち

スヴァールバル諸島のトナカイ Frode Bjorshol / CC BY 2.0
スヴァールバル諸島のトナカイ Frode Bjorshol / CC BY 2.0

赤鼻のトナカイのソリに乗ってサンタが街にやってくる。

そんなクリスマスの物語に地球温暖化が大きな影を落とし始めた。

北極の異常気象のおかげでトナカイたちがやせ細ってしまっているのだ。

 

北極に生息するトナカイは冬の間、降りつもった雪の下に生えている草を食べて暮らしている。

地球温暖化によって冬が温かくなり、雨が降ることが多くなった。降った雨が氷となってトナカイたちが草を食べる邪魔をする。

ノルウェイのスヴァールバル諸島で行われた調査で、1994年生まれのトナカイの平均体重が55kgだったのに対して、2012年生まれは48kgまで減少していたことが報告されている。

フィンランドの北部のラップランドではこの150年で平均気温が1.5℃上昇。パリ協定で努力目標とされた1.5℃未満をすでに越えている。ラップランドではトナカイの飼育や観光に1,500名の人たちが従事している。急激に進む気候変動によって温かくなった冬は彼らの不安の種だ。

ポーランドで行われていたCOP24でパリ協定の運用ルールが合意された。そのルールがしっかりと運用されるのか。私たちはしっかりと見守っていく義務がある。

<参照リンク>
Reindeer now smaller and lighter due to climate change, study finds

翻訳・文 / エコロジーオンライン編集部

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