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スポーツ×SDGs 親子編「スポーツ×SDGsアイデアソン」第2回 レポート

東日本放送、第一興商、エコロジーオンラインがスポーツ庁「Sport In Life」の委託を受けて仙台で実施するイベントスポーツ×SDGs「スポーツの力で明日を変える!」親子編「スポーツ×SDGsアイデアソン」の第2回が11月6日、東日本放送新社屋の「ぐりりホール」にて開催されました。

 

2回目となる今回は仙台に伝わるすずめ踊りとSDGsとを組み合わせて新しいスポーツを親子の皆さんと遊ぶ体験会を実施しました。

土曜日の「ぐりりホール」の中は子どもたちの黄色い声であふれかえっていました。

開催するまでのあいだ、来場してくださったみなさんにSDGsについての質問をしていた時、会場に突如として祭囃子の音が・・・。

すずめ踊りを踊る仙臺すずめ踊り連盟のみなさん
すずめ踊りを踊る仙臺すずめ踊り連盟のみなさん

音楽に合わせて登場したのは仙台に伝統として伝わる「すずめ踊り」を伝承する活動をしている仙臺すずめ踊り連盟のみなさん。

なんと今回は祭囃子の生演奏付き!

会場に響き渡る生の祭囃子の迫力にぐりりホールの中はお祭りの熱気がただよいました。

軽い踊りの振り付け指導を行ったあと、始まったのは「すずめ踊りで障害物競走」。

扇子型うちわで風船を挟んでカラーコーンを避け、スクリーンに映し出されるSDGs17項目のうち2つのカードを取ってくるシンプルなルール。

子どもたちはスイスイカラーコーンを避けていきましたが、親御さんたちは苦戦しているようでした。

このゲーム、見るのとやるのとでは大違いのようです・・・。

東日本放送の公式キャラクター「ぐりり」、「うー」、「ジョー」の3チームに分かれポイント制で闘ったのち、優勝したのはぐりりチームでした!

「うー」、「ジョー」チームのみなさんもお疲れ様でした!

最後の種目は「すずめ踊りでだるまさんが転んだ」。

この種目は競争ではなく、すずめ踊りにトレーニングの要素を組み合わせた新しい試みだそうで、お囃子が鳴っているあいだは踊り続け、鳴りやんだらその瞬間の格好で止まるというもの。

この日は快晴だったので、社屋前広場で敢行することに。

演奏を止めたり始めたりを繰り返すことはすずめ踊り連盟の方々も今回が初めてだったようで、途中ちょっとしたアクシデントがありましたが、新感覚のすずめ踊りに会場のみなさんは未知のツボを刺激された様子。楽しそうに踊り続けていました。

会場に戻り最後はすずめ踊り連盟副会長阿部文さんによる「伊達の一本締め」で締めくくり。

全ての種目が終わったあと会場を出ていかれるみなさんからはマスク越しでもわかるほど笑顔があふれていました。

先週と合わせて参加してくださった方々、そしてすずめ踊り連盟のみなさん、本当にありがとうございました!

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