東日本大震災の影響を受けて使用電力の節約に努めた今年の夏。その暑さも少しずつやわらいできたかなと感じ始めてきた今日この頃。環境省では早くも、今年も冬の到来に向けてウォームビズの推進を呼びかけ始めた。
ウォームビズとは「寒いときには着る、過度に暖房機器に頼らない」というねらいのもと、暖房時の室温20℃における快適な生活スタイル等を提案し、電力やエネルギー使用量を節約することによるCO2の排出削減、そして地球温暖化防止への貢献を目的としている活動。2005年度からチャレンジ25キャンペーン（当時はチーム・マイナス6％）の1つとして開始され、今年も11月1日から来年2012年3月31日までの期間が予定されている。暑さがピークをむかえる時間帯にクーラー等の使用による電力需給逼迫（ひっぱく）が心配された夏場の時期同様、今年の冬も寒気が強まる時期での暖房機器等の使用による使用電力量への懸念が指摘されている。暑い夏をクールに乗り越えた知恵と経験が、今年の冬にもきっと活かせるはずだ。
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