2016年

3月

06日

2020年、世界の1億の家庭が太陽光によるオフグリッドに移行!?

ケニアの孤児院用の電気として活用されるナノ発電所
ケニアの孤児院用の電気として活用されるナノ発電所

地球には今、電気にアクセスできない人たちが12億人、家に電線は来ていても不安定な電気しか使えない人たちが10億人いると言われる。

その人たちが灯油やキャンドルなどを購入する費用が270億ドル。日本円にすると約3兆円が化石燃料由来の商品の購入にあてられている。

こうした暮らしをしている人たちの多くはサハラ砂漠以南のアフリカや、アジアの途上国に住んでいる。その地域で太陽光によるオフグリッドの取り組みが進み始めている。世界銀行グループのライティンググローバルという調査会社によれば2020年には1億近い家が太陽光によるオフグリッドに移行するという。

そうしたムーブメントの中心にあるのが、ケニア、タンザニア、エチオピア、インドなどの国々だ。人口が増加していることに加え、工業化の波のなかで、エネルギー需要が高まってきている。

10年前には存在しなかったオフグリッド関連のマーケットは7億ドル(790億円)まで成長。2020年には31億ドル(3500億円)になるという。ソーラーランタン、ナノ発電所のような太陽光発電機器、屋根におく太陽光発電など、太陽の力を活用して、電灯、携帯、家電製品などをまかなっていく。

こうした地域でオフグリッドする家庭が増えていけば、電力網というインフラを整備する必要がなくなってくる。電話が固定から携帯に変わり、電話線の整備が必要なくなったように、途上国では当たり前のように小さなオフグリッドが進み、電線の要らない地域も増えるだろう。独立電源を中心とする低炭素文明は途上国から誕生するのかもしれない。

<参照リンク>
Almost 100 Million Homes May Run Only on Solar by 2020
ナノ発電所ネットワーク

翻訳・文 / ソーシャルエコロジー研究所

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